まあ何とか元気にしています。

 今日はガシガシと仕事を詰めるぜ、と思ってましたら朝早く実家(小倉)の母君から電話がかかって来まして。お互いの仕事の都合がどうしても合わず4月の小倉帰省は諦めようという話になっていたのですが、「午後、急に休みが取れることになったので、ランチと買い物につきあいなさい」と。流石に35の年まで社会人やってますからね、急に休みが「とれることになった」というのはちょっと考えにくい話で要は仕事のやりくりをして下さったんでしょう。一目だけでものお心遣いに感謝しつつ、午前中の学校でこれでもかというくらいの勢いで仕事を片付けて、11時過ぎに職員室を出発。

 新幹線は便利ですね、12時30分には小倉駅着、待ち合わせは井筒屋で、館内のカフェでランチ……とは言っても私は朝・昼を取らない週間なので和風クレープなるデザートのみ。母君は割と立派な御膳を注文なさっていましたが、予想通り半分弱はお残しになる(少食なんですねこの方は本当に)ので、余ったものを横からつまみ食いさせていただいて結局1食分くらいにはなってるんだなぁ。
 母君とのお話は主に仕事関連のもので。ケアの現場で働いておられる母君と、教育の現場で働いている私と、人を育て見守る職業という点では何ら変わりはないので、お互いの職業の喜びと苦悩とは(それなり以上に)理解できるのですね。勿論、これから社会に旅立っていく他者を相手にしているのか、それとも社会から静かに退場していく他者を相手にしているのかという点における違いはありますが。
 井筒屋での買い物は靴、その後家電専門店でいくつかの家電をチェック(本日は購入せず)して、小倉駅前でお別れ。ご一緒した時間は僅かに2時間弱でしたが、全く会えないと予定だったので思わぬ幸運。

 だったら何故にもっと長く居ないのかと言えば、それは職員室に戻ってから仕事があるからでして。明日は職員会議の後で職員室の大掃除があるので、書類書籍が溢れてエラいことになってる机周りを2時間かけて掃除しました。
 その後、昨秋盗まれた国語科・進路指導室の鍵の合鍵を作りに血痰ネーミングショッピングモール「You Meタウン」へ。ついでにタワレコ矢野顕子さんの新譜を買って(ライブCDは売ってたのですが、DVDは未入荷なのか置いてありませんでした)、「もりき」経由で帰宅。

 行き帰りの新幹線では、1学期から担任を務める学級の生徒の名前を覚える(覚えているかどうかを最終チェックする)作業。メモ帳に、出席番号順にフルネームを書いていきます。いくつかうろ覚え、あやふやな物もありますが、取り敢えずほぼ定着したのではないかと。これを、実際に学期が始まってから顔と一致させるのが難しいんですが。
 名前を覚えるときに難しい問題が2つありまして。先ずは、「郎」なのか「朗」なのかという「つきさと問題」。これについては、今回はいずれかを使う名前の生徒がクラスに1人しかいなかったので助かりました。そしてもう一つの問題が、「優・佑・祐・友・勇・悠・裕・由・雄・有・柚・夕……」×「季・樹・紀・規・基・輝・希・喜・起・己・貴・葵……」という「ゆうき問題」。この「ゆうき」問題は本当に大変なんですけれども、こちらも今年はクラスに3人しかいなかったので何とかなりました(学年全体では10人弱いるのかな)。
 名前だけについてではないんですけれども、63回生の記憶を上書きしないようにしたいです。