まぁいいか ゆらりゆられ ふらりふられ

 健康起床は6時。2日目は勿論聖地巡礼で、ジュンク堂丸善(こちらは初訪問)とがセットになっています。ジュンク堂開店までは、池袋のミスドでカフェオレを飲みながら年賀状の文面を40枚ほど書いて、その後「ジーンズメイト」で旅行中に着るシャツを3枚買って(この店、今は24時間営業ではないんですね)、お気に入りのネカフェで日記更新等の書き物。そういえば、日記のタイトルを変えました。

 10時開店のジュンク堂本店に飛び込んで90分ほどの逍遥。先ずは1階で新刊・地下で漫画を見て、その後エレベーターで9階まで上がり、各階を見ながら(飛ばすフロアもあります)1階までエスカレーターで降りていくという順番。霜山徳爾の全集は1冊を残して無くなっているとか、ナンシー関の角川文庫は『記憶スケッチアカデミー』(大傑作)以外やっぱり置いてなかったとか、ぼ~っとしてたら本って書店から消えちゃうんだなぁ、などと考えながら。そういう意味で「一期一会」が基本だと、目に付いてちょっとでも気になったものは籠にポイポイと入れていきます。1冊だけ、学級文庫に入れようか迷った大判の本があったのですが(私の興味からはちょっと外れます)、それだけは(籠に入りきらないという物理的な理由で)諦めました。他の本屋で出会ったら次は間違いなく購入します。レジにて会計、コーヒーチケットは3枚。ただ、数年前にリニューアルして以降、4階のカフェはちょっとだけつまんない雰囲気になったのでチケットを使おう! という気にはあまりならず。新しくできた丸善ビルのカフェでも使用可能なそうなので、使うならそっちかな(っつっても3回も行きはしませんが)。そうそう、今日は田口久美子副店長の姿はお見かけしませんでした。

 ジュンク堂徒歩3分のところに「うちたて家」というだご汁みたいなうどんを出す店があり、以前オツカル様と訪問してつけ麺を食べた時に「もういいかな」という感想だったんですけれども、その時近くのお客さんが食べていた味噌煮込みうどん(土鍋の中が坊主地獄みたいになってたやつ)はちょっと気になっていたので、「もういいかな」を撤回して再訪したら、とっても美味しかった(白味噌の煮込みうどん)ので気分上々。
 そう言えば、オツカル様から初めて地下アイドルの詳しい話を聞いたのはこの店でしたね。あの時はトイレの花子さんとかだったかな。「こちらが地下アイドルの深淵を覗いているとき、深淵もまたこちらを覗いている」という迷言、あの時は完全に「他人事」だったんですけれども、気づけば今年だけで絵恋ちゃんのライブに6回も行ってますからね、私。いやはや。

 さて、「ジーンズメイト」の袋と「ジュンク堂」の袋(2つ)と、大荷物を抱えて次は丸善ビル(1階に電車が飾ってるあそこね)を初訪問。ジュンク堂みたくビル全体が文具屋になってるのかと思っていたのですが、文具自体は地下1階のワンフロアだけで扱っているとのこと(あ、嘘。2階が高級文具のフロアで自分に縁がないという話だ)。
 で、入ってみたらワンフロアが素晴らしく充実していて目を見張りました。先ずは職場・自宅で文具や薬類やを収納するのにずっと欲しいと思っていたナカバヤシの「LIFESTYLE TOOL」を幾つか。紙製のファイル、を開くと(展開すると)中が大きさの異なるポケットの組み合わせになっているという構造。前にTVで見て以降ずっと気になっていたのです。後は、自宅用の文具類を幾つか。ピュアモルトシャープペンシルグッドデザイン賞の鋏・定規、等々。和小物のコーナーも割と充実していて、母君用には手ぬぐいや和紙折り紙、自分用に小銭入れ(本当はリネンケース)を購入。小銭入れを除いた商品は全て自宅配送にしてもらいました。
 ウィークデーの昼過ぎなんてこんなものなのかも知れませんが、なんだかお客さんは少なかった印象。私は1時間ほどぶらぶらしてたんですけれども、その間にフロアに来たお客さんって、20人はいなかったんじゃないかなぁ。

 丸善のカフェで一休憩してから(荷物を置きに)ホテルに戻ったら既に15時半で、15時からオープンの大浴場で湯浴びをしてから部屋でちょっと読書でもしたらあっと言う間に夜です。何のことはない、本屋と文具屋としか覗いてないんですね。無為です。

 本日の夜は、61回生Hくんと63回生Eくんと3人で新橋。卒業生2人は、F高では2年の回生差ですが、色々あって(お察し)東大教育学部教育実践・政策コースでは1年差(Hくん4年、Eくん3年)という関係。Hくんはこないだ母校に教育実習にいらしたばかりです(就職は東大の事務だそうですけれども)。
 選んだ店は「ニッポンまぐろ漁業団」で、これはEくんが「マグロマグロマグロが食べたい!」と言ったのに応じた形。ワタミ系列なのでちょっと心配していましたが、結果的にはとってもいいお店で再訪再々訪がありだな、という感想。「マグロ」と言えば中野「マグロマート」なんでしょうけれども、2週間前に予約しようとして失敗でした(21時45分からしか席がないと言われました。というか、それ以前に電話が繋がらずに数十回リダイヤルしました)。
 刺身(部位食べ比べ)、ユッケ、ナメロウ、レアかつ、カマ焼き……と、鍋以外のバリエーションは全制覇したんじゃないかというマグロ尽くし。野槌みたいに料理を食らい尽くすEくんの姿を肴に、お爺ちゃん2人(私・Hくん)は冷酒飲み放題(2時間2800円)を蹂躙しつくす。覚えてるだけでも、「いづみ橋」「緑川」「雁木」「貴」「東洋美人」「豊盃」「来福」(あれっ、「福来」だったかな?)「船中八策」「開運」……放題にあかせて普段なら敬遠する辛口にまで手を(口を)出して(案の定後悔して)、でもって8勺弱を10杯以上飲んでる訳だからんなもん計算もしたくないわのど酔っぱ状態になって、Hくんと2人でヘロヘロの状態でEくんに引っ張られて(いや、自分で歩けてるんですよ)、二次会は秋葉原
 Eくんに言わせれば「あんたらまだ飲むんかい」という話でしょうが、入ったのが「銀座ライオン」なら飲むのはビールビールビール! でもって私やHくんに言わせれば「お前はまだ食うんかい」という話でテーブルの上にはステーキやパスタや。
 1次会は私が、2次会はHくんが払ったんですけれども、Hくんには2次会を払った記憶があるのかどうか。そして卒論執筆真っ最中のHくんの大きな邪魔をしてしまった私に何らかの仏罰が下るのかどうか。Hくんの卒論のテーマは、教員の勤務実態の調査だそうです。ならば、私を使ってもいいのよ?