あんたら、話せるものなら話してみい!

 日曜ですが6時過ぎに学校入り。PC室に閉じ籠もっての作業は、通知表(年度終わりなので修了証)に載せる担任所見のコメント書きです。クラス41人、一人あたりに7分をかけたら5時間の作業ですね。期末の度に書いていますが、私、この作業は割と好きで、担任に向いていない私が担任らしいことを無理なくできる唯一の業務なのではないかと思っています。例えば……。
 英「池ノ都くん、コメント、嬉々として書いてるやろ?」
 私「う~ん、今のところ、某くんの担任所見の出だしは面白いかな」
 英「どんなん?」
 私「模試の英語で寝やがった(告げ口)。中学生か、ドアホッ!」
 英「(苦笑)ドアホは嘘やろ?」
 私「書いた」
 英「嘘、マジ!?(非難がましい絶句)」
 英語パイセンは、書き言葉になると上品に且つ優しくなるんです。私は書き言葉で遠慮しないタイプで、証拠が残る・親が熟読する、程度の理由でオブラートに包む労をかけるのが性に合わず素直に、素直に。大体、例えば「我が儘」「ちゃらんぽらん」を「天真爛漫」と書き換えるような配慮をしたところで、調査書を見も知らぬ人が読むなら騙せても、子をよく知る親を騙せるはずもありません。

 筆が滑っ、じゃない乗って、10時半過ぎには41人分を書き終えました。コーヒーブレイクを2度挟んで、実働は丁度4時間です。今日の内に絶対やり遂げないといけない仕事はこれでおしまい。

 一旦自宅に戻って入浴の後は、母君とタクシーで市内の某ホールに出かけて、アカペラコンサートを鑑賞します。我ら67回生主任地理先生、及び仲良し事務嬢さんが所属するサークル「Pons Show You」が結成20周年の記念演奏会を開催。ほぼ毎年行われる演奏会を毎回鑑賞しているのですが、前回は母君の病気の都合で参加出来ませんでした。今年は、母君と2人で参加です。
 15分の休憩を挟む二部制で2時間超。母君の疲労の度合いを見て、無理そうなら前半だけで失礼しようかとも思っていたのですが、「綺麗な声ねぇ」とお喜びの母君はお疲れの様子もなく最後までお楽しみのご様子でした(帰りの混雑を避けるために、アンコールだけは失礼しましたが)。帰り際、メンバーへのメッセージノートが受付に置かれていたので、「明日は9時から学年会議、主任先生、宿酔いで来るのだけは勘弁して下さいね!」と一言。ここのサークル、打ち上げが盛り上がる(そうな)んですわ。

 母君をご自宅にお送りしてから再び学校へ戻って事務作業。夜は「もりき」で独酌。肴は湯豆腐。餃子の皮を持ち込んで、それを〆に食べました。湯豆腐の具材に餃子の皮、しゃぶしゃぶみたいにしてポン酢で食べたら無限にイケますし日本酒の邪魔もしません。
 明日と明後日は学校関係の飲み会、その後は東京旅行ですから、次に「もりき」に来るのは丁度一週間後、お土産を携えてということになります。