大地が震え 花が詠う 人も知らず

 台風減速、昨日の予報よりもK市通過の予報時刻が遅くなっています。この調子で遅れ続ければ、明日は大丈夫でも明後日が危なくなるかも知れません。昨日の下村寅太郎の文章ではありませんが、火山台風地震大波と自然が「動揺可動」である日本においては人はひたすら自然に「随順」する他ないのかも。
 忘れられないのは2011年3月10日、東大前期入試の合格発表の日の「東大新聞」です。当時の現役59回生も本郷キャンパス掲示板を見に行った生徒は数名以上おり、そこで「東大新聞」の号外を配られたそうなのですが、その紙面(1面)に地震研究所の方へのインタビュー記事が載っており、小見出しが「地震は決して予測できない(大意)」というものだったんですね。翌日に何が起こったのかは知らない人が居ません。

 さて、6時起床、入浴。起き出して来られた母君にルイボスティーと朝食とをお出しした後、練習中のだし巻き玉子には砂糖をたっぷり入れてみました。「白身は切るように混ぜるべし!」「白だしと水の割合は1対10!」とは事務嬢さんの教え。巻くのは、そこそこ巧くなってきてます。
 午前中は書斎で昨日の特講の添削。昼前に母君と自宅近くの血痰ネーミングスーパーマーケット「You Meマート」へ行き食材調達。初めて肉じゃがを作ってみました。じゃがいも・蒟蒻(糸こん)を使うのは初めてです。母君の昼食に出した以外はタッパーに入れて保存(数日間は食卓・弁当に使われることになります。4人前は作りすぎ)。

 昼から学校に出てデスクワーク。今日から7月ですが、高3で担任を持っている人間にとっては地獄の「三者面談」月間です(私は就職以来2回目)。保護者面談と違い三者面談は生徒が臨席する必要性があるため授業の合間に行うことが出来ず、基本的に放課後しか時間を割けません。その上、多くの生徒は16時~18時に特講に出席しています。簡単に言えば、使える時間がねぇ。私は他の先生と違って土曜も18時まで特講をやっていますので尚更キツいんですね。と言うわけで、日曜も使いますよという流れは不可避、今日は16時から某さんの予約が入っています。
 さて、その某さんの三者面談は出だしにしては上々、スムーズかつ和やかに終わり、40分間の面談終了後はすぐに自転車で自宅に戻れました。お休み前の母君に提供する夕食は、先に作っておいただし巻き玉子、焼くだけの状態にしていたズッキーニ肉巻き、作り置きの酢の物などを適当にプレートに並べてあっという間に完成。入浴後、お休みなさいの母君を残して私は再び自宅を出発。

 約束の相手は月一レベルの飲み友達、58回生Fくんです。先日事務嬢さんとのさし飲みで和風麻婆豆腐の味に感激した居酒屋「T」で飲んだ後、Fくんの自宅近くにある彼曰く「偏差値50の居酒屋」に入店。仕事帰りによく一人でカウンター読書をしながら飲んでるそう。私「何読んでるの?」 F「医学書」 私「かっけぇな」 カウンター読書がOKなら私も訪問できそう……だけどこれがまた本当に「偏差値50」、総ての料理・飲み物が可も不可も無いクオリティで値段も高くも安くもなくて、チェーン店じゃないのが信じられない。私「二次会ならともかくねぇ」 F「だから『偏差値50』って言ったやんか」

 健康睡眠。