わるいやつら

 やっちまった……このクソ忙しい(これから忙しくなる)時期に、もう絶対面白いということが分っている作品に手を出すという愚挙。荒川弘銀の匙 Silver Spoon(1~2)』読了、★★★★★。まだ書き出し駆け出しの冒頭部に過ぎないんでしょうけれども、えぇ面白かったですよ。でも、絶対3巻目には手を出さない……冬休みまでは。そらさ、止まんないですよこんなの。
 人生初荒川弘。『ハガレン』の1頁すら読んだことがありませんでした。

 未明の書斎で特講添削の残りを終わらせました。これで、今年度の特講関連の作業は一旦おしまい(正確に言えば、10日に「オマケ」がありますが)。次の添削ガシガシは、センター試験終了後の二次対策授業、及び2月のテスト会になります。
 本日の授業は2コマでセンター評論、富永茂樹『都市の憂鬱』は日記に焦点を当てる観点からの近代の定義。センター評論の授業に関しては、この後99年リービ英雄(追試)をやるのが最終回です。

 うっかりして大変なことを忘れていたことに気づきました。来年1月末のF中・高入試期間のことです。この期間は、早朝から夜中まで学校に缶詰で監督・採点・集計作業、事実上私の短期外泊に等しいんでした。この期間は、上京中と同じく母君のショートステイをお願いしないといけません。母君が「要支援1」から「要介護1」へ変わったのに伴い(来年1月から)、担当が地域支援包括センターから民間業者へ変更になるということもあり、再来週の月曜日に詳しい手続きを自宅で行うことに。

 放課後16時の職員室で、担任団の関西数学先生から「夜、暇?」と聞かれる。「はい、暇です。夜って何時からですか?」「17時やけど」「夜じゃねぇ」
 年休を取って全速力で自宅に戻り、風呂を沸かして湯船に浸かってから、そのまま母君の入浴をお手伝いして、身体を拭いていただいている間にバタバタ夕食を準備。味噌汁を作り置きしていたのが聞きました。誘われた店が自宅徒歩2分の焼鳥「K」だったのも幸いし、17時15分には入店。
 歳の順に、関西数学先生、小倉数学先生、熊本英語先生、国語私(英語と国語とは「タメ」です)。私も学生時代に教わったことがある関西数学先生はF校職員室を代表するマイペースさん、小倉数学先生・熊本英語先生は最近F校に赴任されたばかりの他校経験者ですけれどももうこれから出世することが約束されたも同然(教科も担任も大丈夫で、管理職にも向いてるタイプ)のお二人、あとは雑魚私。F校のこれからという長期的な話と、来年度の人事という短期的な話で盛り上がり。悪い4人です。
 解散後、小倉先生は100㎞、熊本先生も100㎞、それぞれ別方向に新幹線でお帰りになる、とね。私には無理ですよ(ビール3杯、日本酒3合)、徒歩2分が限界。