ワカメ この色 どうかしら ときには 損することもあり

 5時入りの学校で授業準備・担任業務。本日は高2現代文の授業が5コマ、生徒面談が2軒。適当に忙しいので、職場で仕事以外のことを考える必要がなく、気持ち的には随分楽ですね。生徒面談2人も、高1A出身の男子・女子で知らない仲じゃないので気楽でした。「褒めて下さい伸びますので」の某さんには、「褒めても伸びるのは鼻だけなんじゃないの?」と嫌味を言いつつ、帰りにはお土産(お菓子)を渡したり。職員室の机には、生徒や(保護者会等のイベントで来校する)生徒の弟・妹さんたちにやるためのお菓子がいっぱいあるんです(買ったものもありますし、戴いたものをお裾分けすることもあります)。

 高2副担任の化学先生は赴任2年目で、感情の起伏を表には出されない大人の女性、なんですが昨日の授業で大激怒だそう。定期テストまで1週間強を残して「区切りよく今日の授業までを試験範囲に」となさったのに対して、B組ではない別のクラスの理系某くんが「なら定期までの授業、やる意味ねーじゃん」と言い放つことで逆鱗に指紋をつけた。結果、試験範囲が問題集にして30ページだかの大増量。ちゃんと相手を見て、怒らせて良いかどうかというのを考えなくちゃいけない、という社会勉強ですね(というか、怒らせて生徒が得をする教員って、どこに居るんでしょうか)。
 で、我らがB組にて、理系の生徒と。
 私「良かったねぇ、理系。今になって化学の範囲変更」
 理「何言ってるんですか嫌味ですか! 大変なんですから!」
 私「何でよ。第2回定期テストの範囲が問題集30ページ分も減ったんでしょ? 最高じゃんか」
 理「何言ってるんですかポジティブですか!」
 私「え、ポジティブだけど?」