それは歴史である。

 課題テスト2日目、試験は昼過ぎに全て終了し、その後に年度初めの学年集会が行われました。生徒下校後は、明日返却の課題テストの解答例プリントを作成。明日が高3現代文最初の授業ですが、センター演習の初回は村上陽一郎「自己の解体と変革」です。
 先日、「もりき」のカウンターで偶然お目にかかった64回生Sさん(京府医)のご両親に「センター試験の過去問演習が満点ばかりで凄まじい力でした」と申し上げたら、「担任団ではないのによく覚えていらして」と驚かれました(正確には、高3現代文を務めた1年間は副担任だったのですが)。Sさんの力が本当に凄かったというのもありますが、何しろ高3現代文の授業は楽しいですからね、記憶も鮮明なんです。やはり、私にとって国語科の冥利はセンター・二次の過去問を解説している最中にあります。題材も設問も良いし、生徒も真剣ですし。楽しみ!
 因みに、センター演習の授業は、毎回20分で解答の後30分で解説という形式。63・64回生の授業に関しては、毎回50点満点の演習について全生徒の得点をExcelで保存しています。結果的に優秀だった63回生、ずっと優秀だと分かっていた64回生とデータ比較をしながら、この学年がどのようになっていくのかを12月まで追跡するのです。こちらも楽しみ。