エクレアフリーザ

 卒業生へ送る「大学生べからず集」に、数年前から「東京五輪のボランティアはするな」というのを加えているのですが、随分前にそれをブログに書いたらその理由を問うメールが保護者を名乗られる方から届いて「えっ!」と驚いたことがあります。時が経たら解ることなのでお返事は差し上げなかったのですが、ことがここまでに及んだら流石にお解り頂けているのでは、と。
 本当は、ボランティアだけではなく現地観戦もするな(イベントの「共犯」になるな)と言いたいんですが、そこまで言うとスポーツ嫌いのバイアスがあるかなぁ、と自制しているところ。ただ、東京に進学した卒業生には夏休みなんだから実家に「疎開」しなさい、とは言いたい(狂乱衆愚の「目撃者」になりたいという意見なら一理はあるので尊重します)。
 取り敢えず、こんなクソイベのせいで夏の上京をキャンセルしないといけないなんて最悪です。

 高1A古文は「木曾最期」より、義仲と巴との別れのシーン。落ち延びる巴が最後に「武蔵の国に聞こえたる大力、御田八郎師重」の「首ねぢ切つて捨ててんげり」という圧巻には生徒も驚き。メインキャラの強さを引き立てる最強のモブ(exコルド大王)というバトル作品「あるある」は『平家』で既に確立していたのです、と生徒には説明(ちょっと笑ってました)。

 授業2コマ以外はデスクワーク。明日は授業無しの学校に1時間程立ち寄った後で帰宅して、午前中は親戚お二人が母君のお見舞いに来て下さるのでアテンド、午後は山口は宇部に出向いてピカソのライブです。土曜は働くんで許して。

 臼井義人&UYスタジオ『新クレヨンしんちゃん(9)』読了、★★。そういえば、今年の映画を観ていないので、まだしんのすけの新しい声を聞いたことがありません。今度機会があったら観てみようかな(こちらは、可能性が高いと思います)。