ステキな先生の巻

 「教師生活25年」と言いながら激怒したり感泣したりしていた永井一郎(CV)が『ど根性ガエル』(1972年)の当時41歳で今の私と同じ年齢だったという事実。40年前の永井一郎が声優の世界でベテランだったのかどうかは知りませんが、現在の私は41歳厄年でF校一途の「教師生活18年」、自意識としては若手……嘘、中堅です、認めます。
 数学中1「いやいや、池ノ都先生はもうベテランでらっしゃるから」
 国語自分「転勤がない私立ですよ、私の中高時代から先生だった方が多いわけですよ。BIG3冠番組ガンガン持ってるようなもんです。中堅意識とか芽生えると思います?」
 数学高3「何を仰います、先生は私なんかよりF校歴のずっとお長い正にベテランの」
 国語自分「滅相もないです、北九州の公立で現場極めた挙げ句に有り余った体力じゃ管理職なんぞ役不足だと私立に殴り込みをかけたお方が何を仰る」
 数学中1「そうですよ、高3先生は私や池ノ都先生よりもずっと教員歴の長いベテランでらして」
 国語自分「いやいやいやいや中1先生と一緒にしてもらっては。先生なんて、建設系の私立で出世して満を持した移籍のこっちでもさっさとゲットした学年主任の座で見事な進学実績を」
 教務部長「だったら色々言ってる自分は結局F校でどうなりたいのよ」
 国語自分「なりたい自分にはもうなってますから、教務主任時間割。もうず~っと時間割係やって、30年後くらいにはおもっきり年下の教務部長に『八代前の部長にお仕えした時分、この爺(じい)は……』とか言ってたい」
 教務部長「70過ぎてもF校に居座るつもり?」

 8時半ギリギリに学校入り。本日の高3は校内模試初日ですが、私は出題がないのでずっと添削他机作業を。模試の終了後には、慶応大学法学部の小論文面談。15時に惣菜屋経由でタクシー帰宅。書斎で、担当している中3卒業論文の添削をガシガシと。
 入浴後に、Hさん家へ日本酒・焼酎の瓶と冷酒器とを提げて。スープの冷めない距離なので、もうマスク無しで出かけちゃうんです。最初に泥棒髭を見た時のHさんは「ひいっ!」っと叫んでから大笑いなさっていましたね。

 8/27の「自粛御膳」お呼ばれ編@Hさん家。
 鯖干物焼き・鰹タタキ・がめ煮・ポテトサラダ・白菜漬け・小鉢1種。
 422蔵目・島根「全鳳」(純米酒)。
 日本酒は英語科パイセンから、芋焼酎「黒瀬安光」は69回生Yくんから、冷酒器は56回生Oくんから。モラいもんだらけ。

 新久千映『大衆酒場ワカオ ワカコ酒別店(5)』読了、★★★。