レオーノフの帽子屋

 定期テスト最終日。高校で保健室受験をする生徒が出て、保健室の監督は教務主任(時間割係)の私と決まっているので(コロナ禍をきっかけに3年前から。来年度以降は、保健室も各学年が担当することになります)1~3限の監督業務。ただ、これは1人を見ているだけで良いので、私も受験生の隣で机仕事をしながら。土曜までの授業・特講のプリント準備をしているのですが、今週土曜日は頭の悪い時間割係(わし)による無体な時間割変更のせいで、1~4限がセンター演習授業、5・6限が東大理系特講、7・8限が京大特講という地獄の8コマ連続。センターは15年の佐々木敦、東大は88年の鈴木忠志、京大は11年の長田弘と、3種全ての文章が良い(私が好きなものだ)というのがせめてもの救いです。特に京大の長田弘、板書準備のメモをしながら、ふと、国語科の棚(のどこか)に置いてある鶴見俊輔『ことばと創造』を取り出してこよう、と思い立つなど。
 午後は採点の続き。

 夜は小料理屋「U」で独酌。ここで飲むときは、常連さんや女将さんとお話ししながらですので、本を持ち込むことはありません。