そして ひとつが 終わり そして ひとつが

 定期テスト3日目。そして、今日から教育実習生が5人やってきます。私が担任として関わった67回生からは、化学のKさん、英語のUくんの2人(Uくんは高2~3年で私が担任を務めました)。
 大体、教育実習の初日が定期テスト、もしくは定期テスト返却の授業と重なるというのが例年の流れ。昔は、定期テスト監督を実習生にばんばん任せて楽をする教員が多かったのですが、最近はそういうことをする先生がめっきり少なくなりました。年々生徒が良い子(意地悪な言い方をすると小粒)になっているというのは、ここでもよく書いているんですが、これは生徒だけではなくて教員もその傾向があると、最早20年選手となり若手からは「老害」生徒からは「オワコン」と呼ばれてもおかしくないオッサンは思っています。
 因みに、何年も前に一度書いたことがありますが、私は「無駄・馬鹿・老害(オワコン)」という語彙を他者、或いは自他の営為に被せる癖のある人の知性人徳については、1単語ごとに8がけして考えるようにしています。

 高3現代文の出題があったので、テスト後はその採点をひたすらガシガシ。夜は、誘ったら来ると言ったので実習生のUくんと飲みに行くことに。早速かよ、と思われるかも知れませんが、明日で定期テストが終わり、それ以降は授業及び授業準備でそれどこじゃなくなるでしょうから、今日が最も都合が良いのです。元担任として、近況も聞きたいし。
 というわけで、選んだお店は焼鳥「Y」、カウンターに2人。Uくんは神戸大学比較文化の研究中、その研究の話や夏から予定されているアメリカ留学の話など伺いながら2時間楽しく。因みに、Uくんはそんなにお酒が強くない(必要としない)今どきの若者のようだったので、最初からチェイサーを置いて途中からはノンアルコールを注文するという流れにしてもらいました。

 健康睡眠。