He said,but she said 同じじゃないのね

 8時学校入りで、23日までの授業・特講プリント準備を完了。土日にかけて行われる東大・京大の冠模試の、私は昨日熱発で休んだ生徒(京大1人・東大1人)の別室受験の監督業務。生徒を学校に連れて来られたお父様に戴いた湖月堂「一つ栗」(4ヶ入)は、一橋自習組がちょうど4人で固まってたので、「餌づけーション」にしちゃいました(食べたかったけど)。

 さて、11月東大模試3連打の第1問の文章が、私が12月に出す第4回校内模試(東大想定の現代文第1問)と被らないか問題。
 ドキドキしながら確認したら、東大OPは西谷修『理性の探究』(2009年の本)、実戦は藤本一勇『情報のマテリアリズム』(2013年の本)、で④校内模試に被らず安堵。後は来週のプレと被らなかったら大丈夫です。私が準備した本は2014年7月の本なのですが、これは少し東大を意識した業界人なら読んで必ず「これ!」と映る(筈の箇所がある)ので被っても驚かない(とか言いながら、9月19日の日記で「レミ風」とか名づけたほど安易な作り方をしてしまってるんですが)。というわけで、来週のプレまではまだ安心できない。
 ただ、心配はしながらも、若しかしたら集団で協議しながら作る業者模試って作るのに半年以上とかかけてて、11月の模試で7月の本を使うのって時期的に無理なのかな、なんて考えてみたりも(一人で作る校内模試ならもう余裕で夏秋の本が出せます)。

 前述の東大OPと東大実戦、出典確認だけでまだ殆ど問題を見ておらず、本文は傍線しか読んでない(要するに設問しか見ていない)し、他には解答例を一度見ただけなんですけど、明らかに実戦の方が東大っぽい。2010年出題の『ポスト・プライバシー』を意識した内容のようで、傍線部にデカルトなんて出てくる所などいかにも。

 夜は「もりき」で鴨刺しの贅沢。