クラスの生徒某氏からナイキの青のスニーカーが無くなったと申し出があったんですが、その手に持っているのがまさにナイキの青のスニーカーで眼鏡掛けたまま眼鏡探すタイプかと思ったら、曰く「履いてみたら足に合わないので、多分別の人のものです」と。同型の別サイズを履いてた誰かが体育館で履き間違えて帰ったということで。
職員朝礼で中高担任の先生方にお願いし、全クラスの朝のSHRで調べていただいた所、同型のスニーカーを履いてる生徒が3人名乗り出てくれました。青いスニーカーって相当珍しいと思ったんですけれども、900人の男子生徒の中で4人も履いてるってことはそうでもないんですかね。朝の高3Aの廊下、先ずは4人で「初めまして」のご挨拶、の後全員靴を脱いでそれぞれ吟味試着(試履?)。「きったないシンデレラやな~」
無事に靴が見つかったから良かったんですけれども、それとは別に驚いたのが集まった4人全員が自分の靴のサイズを(正確には)知らなかった(らしい)こと。(携帯で顕著なように)数字を覚える必要のない時代とは言え、自分の身体のサイズくらいは知ってても、とは思いました。
授業は漢文のみ。夜は「もりき」で湯豆腐。
家を購入するかも知れないという話を、先日お嬢様が誕生の国語科先輩先生(数年前にご自宅を建てられました)にお話ししたら、明日の夜に夕食にご招待頂くことになりまして。宣わく、「家は大変よ~」
内田樹『内田樹の大市民講座』読了、★★★★★。900字という字数設定が絶妙。ワンテーマうっちゃりコラムでは、字数制限による要請上常体でやや堅めの文体が選択されている。『ためらいの倫理学』とまでは言いませんが、私が最も好きな初期の本の世界にちょっと近いんです。大学時代の初読が懐かしいなぁ。