タクシーをせかせてあの橋を渡ろう

 3時半起床、5時学校入り。ハリー・ポッター的ロングコートをおろしたのですがこういう日に限って雨降り。家から最寄りの「Tタクシー」に電話をしてタクシー出勤です。
 63回生浪人組の添削(京大)を行って、現役生の志願理由書の添削を数名分。二次の添削は、現役・浪人とも減少(センターの勉強に移ったため)。職員室のゴミ箱整理、授業(11年度センター鷲田清一)の板書準備、その他デスクワーク。
 1~3、5・6限の5コマがセンター授業。20分解答、30分解説。11年度センター鷲田清一「身ぶりの消失」は、建築論を借り「文化」を正面から定義して良問。著者の(入試的)人気も考慮して、最後の授業に相応しいかと思ったのです。
 7・8限のセンター特講(最終回)は2014年度を80分で。全国50万の受験者の中に満点がおらず(196点が最高だったかと)平均点は100を割るという、殆ど失敗なんじゃないかというレベルの難問に受講生難渋。終業式前日で、式後の激励会(高3の代表がワチャワチャと出し物をするイベント)の練習もあるので参加者は200人中130人と少なめ。

 F校正門徒歩1分の所に車庫がありF校御用達になっている「Mタクシー」と、引っ越し前に私が懇意にしていた「Kタクシー」とが合併して、「KMタクシー」に変わりました。お気に入りの2社の合併で利便性・サービスが向上した……かと問えば残念ながら然に非ず。「Mタクシー」の「直ぐ」は1分、「Kタクシー」の「直ぐ」は5分、という文化の違いを埋めることなく事務所を1本化してしまったため、レスポンスタイムが全く読めなくなってしまったのです。
 本日は、F校事務室前に1台お願いする電話。私がはっきりと「何分かかりますか?」と聞いたら、受付氏は「本社におりますので直ぐに参ります」と。この「直ぐ」は徒歩1分旧「Mタクシー」の車庫だと判断してお願いしたら、どうやら別の車庫だったらしくレスポンスタイムは5分超。この差4分で西鉄K駅発の特急に乗れるかが変わり兼ねないのでとても焦りました。運転手さんに「KとMとで『直ぐ』の定義が違うのは困る、せめて何分かかるかを言って欲しい」と半ば独りごちるように言い、運転手さんも恐らくその声は多くから寄せられているのだろうという反応だったのですが、合併から3週間経ってもそれが社内で共有されている雰囲気は薄く。
 今回は、西鉄構内全力疾走で駆け込み乗車、目当ての特急にギリギリ乗れましたけれども。年をまたいで改善されていなかったら、「Tタクシー」に乗り換えます。

 K駅から二日市、ちょっとした買い物の後で、筑後3指の焼き鳥「月空」にて森博嗣のエッセイを読みながら独酌。和牛のカルパッチョ、マグロ納豆、焼きそば鉄板。瓶ビール(アサヒ)、キープの「島美人」。
 帰宅後、RHYMESTERのDVDを観ながら発泡酒西鉄構内のスーパーでおこわのお握りを買って帰ったのですが、焼きそばと合わせて炭水化物だらけ。増やせ体重。

 21時就寝。明日は終業式ですが、当然5時入りの「日常性の維持」。23日も出勤して仕事です(25日までは学校に行きます)。受験生は、土日・正月問わず入試本番の日と同じ生活リズムで生きるべきだと考えていますが、これは家庭によって判断の分かれるところでしょうね。