夕日の前に寝てしまう

 5時入りの学校で先ずは水森亜土さんへのお手紙を(後で事務室に郵送手続きをお願いしたら「私、この方のグッズをいっぱいもってます!」と驚かれました)。その後、本日4限に行われる国語科会議で検討をする第1回校内模試の問題を作成。作成と言っても、模試のような大事な試験の問題をその日に考えるなど有るわけはなく、決めていた教材・設問を会議用のプリントにするというだけの作業……でこの「だけ」の作業が2時間とかかかっちゃうのが大変なところで。
 ところが大事、会議で問題を提出したら「ごめんなさい、これ、模試の過去問でやりました!」と。これは迂闊、教科書・大学の過去問・模試はチェックしていましたが、模試の練習で配布された模試の過去問まではチェックしていませんでした(全く教科的な関わりがなかった学年だったので)。仕方が無いので問題は取り下げ。第2案は後日、と言われましたが当然第2・3案くらいまでは頭の中にあるので、明日本文・設問をプリント化して科の先生方に回すことにします。

 昼休みに、クラスの某生徒をお呼び出しして、LL教室の録音室で明日から使う教材(石川直樹)本文を朗読録音。
 現代文の授業中の本文朗読を(例えば日付と同じ出席番号、みたいに)指名すると、指名された人は突然初見の文章を音読するという試練を課されることになり(特に恥ずかしがり屋の人は)嫌な思いをしますし、慣れない音読は聞く方の理解を妨げるし、余り良いことがありません。そこで、予め有志の立候補を募り、録音した音源を授業で流しながら授業をするのです。機会から流れる自分の声を授業で客観的に聴くというのはより酷い試練だろ誰が立候補なんて、と思うなかれ経験と思って手を挙げる生徒は案外多いのです。勿論、これは正式に仕事として依頼しているので対価はきちんと払います(図書券1000円分)。でも、金目当てでやるという生徒は少ない。温和しい・引っ込み思案と評されがちな67回生高1内進組ですら、既に2学期分まで順番待ちが出来るほどの大勢の立候補が出て来ています。体験に集うのは良いこと。

 5・6・7限の間は授業準備。
 放課後、C組担任英語科女性パイセンと。
 英語「さっきAの男子に『ちゃんと池ノ都先生を叱っといて下さいよ』って言われて『何であたしが?』って聞いたら『飼い主でしょ?』って言われたんやけど、何あれ?」
 私「あ、それはですね、先日私が生徒に『こないだ新しい首輪を買って貰った』と言ったからでして」
 英語「言うなよ」

 夜の「もりき」では珍しく生中を注文。私、いつもはビールは瓶なのですが、今日はサーバーを(業者を入れて本格的に)清掃したということで生を勧められ。成る程、清掃後の1杯目は本当に美味しい、清々しい、飲みやすい。から中ジョッキが瞬殺。これだからジョッキはさぁ、ってところもあるんですよ(瓶が好きな一番の理由は味です)。昨日のカルパッチョが美味しかったので今日は別の野菜(キュウリ・パプリカ)も使ってもらってもう一回リクエスト。後はブリの塩焼き。日本酒は「豊盃」「鳳凰美田」「残心」。