ふたりで同じ ひとつ穴のむじな

 朝、職員室の共用スペースに置いてあった雑誌の巻頭言に寄せられた短いエッセイを立ち読みしたら、これが驚倒する巧さと内容とで、その場で傍線4本が見えましたので、校内模試文系専用現代文の問題としてストック(もしお願いが通れば、来年出題させてもらいます)。
 その後、国語科の後輩先生(図書館担当)のところに言って「読んだでしょ?」と聞いたら果たして流石の嗅覚で「図書館報に掲載しようと思っています」とのお返事。間に合った。問題原稿をお見せして校内模試で出せる旨をお話しして、掲載は見送って頂きました。「読ませたい」と「解かせたい」とがここまで見事に両立する、しかも最新の文章と出会うというのは本当に珍しいので、館報の原稿を反故にさせてしまうのは申し訳なかったのですが、ここは先輩の権限で(後輩先生も、模試の問題に出来る可能性は頭に過ぎっていたようですし)。

 本日は授業なし、デスクワークをガシガシ。先の文章を模試形式でタイピングしたり、高3現代文ボランティア添削をやったり、来週の授業の準備をしたり、月曜日に終了した定期テストのデータに関する教務部の仕事を行ったり、色々。

 夜は、産休中の奥様が実家帰省で束の間独身生活を送っている同窓同僚数学とさし飲み。人気店「H」を予約しようと15時に電話をしたら、週の真ん中の木曜なのに100席以上ある座席がほぼ満席で、店内4席だけ申し訳で作られているカウンターならというお返事。で、初めてのカウンター席に着いたら、目の前に何枚か「カウンター限定裏メニュー」というのが張ってあって、確かにこれまで何度も来たのに見たこともない商品が、しかも美味しそうなのがいくつか。これで、大分杯が進みました(単品注文でも、2300円払えば飲み放題がつけられます)。ここの店は生がプレモルなので、同窓同僚数学を連れていくと機嫌が良くなります。話題は学校のことばかりで、日記では無論のこと鍵アカTwitterでも書けないものばかり。