想像とはいつも違ってる なにもかも完璧

 黒柳徹子『あの日の「徹子の部屋」』読了、★★★★★。神話ですよ、神話。そして何より、俳優さんたちの言葉遣いの美しいことと言ったらもう。

 5時起床、入浴、朝食昼食準備の後で出勤。本日・明日の高3は校内模試なので両日とも授業なしでほぼ半ドン。しかも私は出題がない(私の出題は第3回・第4回の現代文です)のでかなり楽チンです。

 私は数学(120分)で自分のクラスの監督をやったのですが、文系も理系も、ほとんど全員が最後まで止まることなくペンを動かしていました。若しかして易しい(優しい)作問なのかな? と数名の先生方に伺ったら予想平均点は70点弱(200点満点)といのこと。甘くはないということですね。
 実習中のMくんと。
 私「校内模試数学、解いた?」
 M「いえ、まだです」
 私「高3の時の自分に勝てる?」
 M「いや、無理だと思います」
 私「ご謙遜。東大数学科なのに」
 M「いや、専門以外は忘れてますから」
 私「そんなもんなんかねぇ」
 M「良くてギリギリ並ぶくらいかと」
 私「なんでそんなに弱気なの?」
 M「僕、高3の時の第1回、満点でした」
 私「お見それしました」
 その数学で、とある問題の問題文にミスがあったのを見つけたのですが、それが試験の終了後だったので時既に遅しでした。確率の問題は条件を表現する日本語が難しいんですね。解いてない人には何のことやらでしょうが、あれは「5回目を投げる前までにAが優勝している、もしくはAに優勝の可能性が残っている確率」と聞けば良かっただけです。やめの合図だとか複数人優勝などの条件をつける必要は全くありません。

 試験後は、クラスの某さんの面談を行ったのですが、後で聞くとその時点で体調が宜しくなかったとのこと(数日後に早退がありました)。愚鈍反省。
 年休を取って帰宅、買い出しと夕食作成、入浴。本日は63回生Nくんママとお食事のお約束があるのですが、お店に行く前にタッパーに入れた何種類ものお総菜(プロ!)を届けて下さいました。お弁当にと仰有るのでお弁当に入れますが、本当はお弁当箱やプレートではなくちゃんとしたお皿に載せないといけないような一品ばかりです。

 店は懐石の「G」で全種逸品。食事中は、母君のお世話をする際の(心身両面における)極意を手ほどき頂くお話を私がせがむばかりで失礼をば。ママ友繋がりで63回生卒業生の現状(文系勢を中心に就職が決まった生徒も少なくない様子)も色々と。
 2軒目はNくんママの親友Aさんが誕生パーティーを開いているという小料理屋「A」へ。店主のお誕生日を常連が祝う……のですが、バブリーなお客さんが多いもんだからメロンシャンパンなんての(実物を見るのは初めて)があったりして1軒目の雅味繊細の記憶が吹っ飛ぶレベルでした。

 「A」でも(こないだのサバのトマト煮に続いて)冷しゃぶサラダを頂いて帰宅。明日から数日間のお弁当はプロの味。
 健康睡眠。