カーメン・カーメン

 保護者面談は絶賛進行中……なんですけれども、既に2人のお母様から遠回しに「ブログを書け」と言われており。「息子に勉強させろ」とか「国語の成績を上げろ」とかではなく。
 ……えっと、頑張って(?)書いてます。

 同窓同僚先生(数学)は、高校47回生の生徒会長をお勤めの超メジャー級F校生。私(国語)は、マイナーリーグもマイナーリーグの一般生徒。その数学・国語のコンビと、同じ年代ですがF校出身ではない事務の方と、仲良し3人でコーヒートーク。
 事務「同期のF校生で、同じ年にF校の教員になって、お二人ってよく似てるって言われませんか?」
 国語「いやいやいやいや、全然違いますよ。スクールカーストの雲と泥ですからね。僕はパンピー(一般ピープル)、こやつは生徒会長。僕らが涙で岩を運んだピラミッドの頂点に立ってたんですよ、この人」
 数学「何その嫌な言い方。それ程やなかったやろ」
 国語「あ~やだやだ無自覚って。あのね、僕、こないだ久々学校にお出でになった47回生メジャー級Sくんと保健室でお話しをしたんですけれどもね、『俺、池ノ都の事、知ってたし』って言われましたからね」
 事務「『知ってた』、って凄いですね」
 国語「ぽろっ、と出ちゃいますよねぇ」
 数学「あぁ、何かそんな事言ってたね。って言って、Sもそれ程上ではなかったけどね」
 国語「ひゃ~っ! 出たっ! 会長恐いーっ!」
 事務「見えた! 今ピラミッドが見えましたっ!」
 国語「でしょっ!? それ僕が作ったやつ!」

 西尾維新悲痛伝』(講談社ノベルス)読了、★★★★。お経のように読んでいつも通り面白かったんですけどそれより職員室マイデスク横の「最近読んだり授業で使ったりした本を放り込んでおくボックス」に入れといたらいつのまにか消えてた理由が分からない誰か生徒に貸したんだったっけ?