老嬢は今日も上機嫌

 さて、高2現代文は課題テスト後のセンター演習等々を終えて、今日から1ヶ月が第3回定期テスト(10月半ば)の試験範囲ってことになりますね。最初は浜田寿美男「身体の個別性」。参考資料は何にしようかな……とりあえずパッと浮かんだのは中島義道『私の嫌いな10の言葉』と鷲田清一『普通をだれも教えてくれない』、早朝6時の職員室で本のコピーを切った貼ったしてプリント作成。この「参考資料は何にしようかな……」の時間は相当楽しいです。実感としては、本文そのものの理解も授業で話す内容の計画も、この間が一番進んでる。
 放課後の会議が長かった。

 体育祭のブロック・団体・個人に与えられる賞状は生徒会役員が作成するんですが、放課後、各組ごとにまとめられた賞状を、役員が組別プリントボックス(毎朝生徒がクラスに持っていき配布)に投げ入れてるのを見て違和感。一応、職員室の各組担任の机上に配り直してから、副会長(ウチのクラスの生徒)にメール。「賞状のボックス投げ入れってのは、自分達の仕事に対する敬意も足りないし、受け取る側にも無礼かな」と送ったら「すみません周知の上以後気をつけます」旨返信でしたけど、才の揃う生徒会でもこういう感覚無いのかなぁ。
 ……しかし我ながら、説教臭い人間だと思う。

 吉行和子『浮かれ上手のはなし下手』読了、★★★★★。大好きな女優の来歴語り。勿論、衒いが無く読み易い文章は「はなし下手」のものなんかじゃないです。表紙の写真も素敵ですねぇ。