人のお駄弁り(おだべり)に、文脈は分からんけれども取りあえず一言突っ込む、というのが得意でして。例えばウチのクラスのA・Bくんの会話。
【前略 文脈は知らん】
A「うわ~、いややわ~、俺お前みたいな女いややわ~」
B「なんかちゃ!」
A「いや、無理やわ。俺、Bみたいな女がおったら絶対無理やわ~」
私「Bみたいな女、ってそれBのお母さんやんか」
A「(B親子は)似てんの?」
私「ソックリじゃない?」
B「おまっ! お前ら俺のお母さんのチャラさを知らんやろっ! あのお……女の人はなあ!」
私「B、お前、『あの女』って言いきらん程度にはママのこと好きなんね」
【攻略 続きは知らん】
「舞姫」授業は続くよどこまでも。男クラおピュアな面々は、エリスの恋の行方にハラハラ。「絶対ネタバレ禁止!」を周囲に徹底してて面白い。こないだ配った斉藤美奈子『妊娠小説』の資料プリントに、私「あ~、この文章、読んだらオチが分かりま~す。ネタバレーションで~す」って言ったら、「危ねっ! 危なく読むところやったやろ! ネタバレすんなやしってかネタバレーションって何なん意味分からんし!」と叱られましてすんません。