知っているのにワザとまちがえる

 6時に学校入りして、漢文の残り2割の添削。今日は授業がないので、終日デスクワークの1日です。

 「男く祭」校内企画Pの生徒から協力を依頼されて、天の邪鬼が発動する。
 生徒「校内展示で先生方のお薦めアーティストを紹介するコーナーにご協力をお願いしたいのですが」
 教員「あ、良いですよ(ユーミンかな)」
 生徒「アーティストのカテゴリーは広く考えて下さって結構です。先生の場合は歌手でしょうが」
 教員「分かりました(ユーミンは撤回だな)」
 水木しげる師にしました。紹介文を書いて、展示物を準備する。学校に置いてある漫画・エッセイを見繕って、鬼太郎アニメのDVD-BOX4期分の中から最も愛する第3期を持ってくる。後、ちょっと前に水木しげるの文章を使って作問したものの諸般の事情でボツになった中学入試リスニング問題の原稿と問題とも展示しよう。何せ「見えないけれど、存在する」という事実を4歳の私に叩き込んで下さったアーティストの紹介ですから、普段は見せないものを展示するのが筋というものでしょう。

 施川ユウジ『オンノジ』読了、★★★★★。すっさまじい傑作だった! 知らない漫画家(ベテランさんらしいです)の作品を読んでこんなに驚いたのは久しぶりです。これは、色んな人に紹介したいなぁ。

 ……と、上記パラグラフを書いたら、とある方から「旋川ユウキさんです」とご指摘を頂きまして。有り難う御座いました。というわけで、施川ユウキ『オンノジ』読了、★★★★★。すっさまじい傑作だった! と、大事なことを2度言えたのは怪我の功名ということで。
 更に更に、今日のタイトルは佳曲「恋人試験」より「知っているのに ワザとまちがえる」とサビのフレーズを引用しましたが、「施川ユウキ」さんの名前を間違えたのは「ワザと」ではなくて本当に知らなかったのです。
 更に更に更に、某氏の「旋川ユウキ」というご指摘にも「施」と「旋」との取り違えがありましたようで、何かもうどれが正しい名前なのか分からん! という感じになりつつ、1文字間違いまではオンノジってことで一つ。

 「男く祭」まで、しばらく本を読む時間は取れない(ここ一週間も入試過去問と生徒の答案しか文字を読んでいないような気がします)ので、その後の黄金週間上京旅行でまとめ読みをしよう、と持っていく本を10冊ほどまとめて旅行カバンに詰め込む(二週間も前に旅行準備を始めるなんて本当に珍しいことです)。