忘れないでね Baby Baby

 5時入りで昨日の文系現代文を添削。毎日のようにこれを書いてますけれども、添削の前に学校に入って最初にやる仕事は学級日誌の担任コメントなんですね。本日は「夏休みは、体重10㎏減、勉強一日10時間の、ダブル10で頑張ります」ってのに「偏差値10p減、白飯一日10杯のデブル10とかになったら一巻の終わりにして百貫の始まり」と。手すさびですから文言は反射神経、一分以上考えたら駄目というのがマイルール。

 さて、58回生T氏以来5年ぶり、文系にして校内模試1位のA組A氏。平均2~3割の社会で断トツの8割得点、英国共に文理通じて首位という無双状態で、1000点満点換算の得点が「平安時代」に惜しくも届かず「奈良時代」後期という天晴れとしか言いようのない次元……だったのですが、この後悲劇が襲う。
 先日のマーク模試の成績表が帰ってきたのを帰りのSHRで返却、A氏は文系11万人中170位で凄くはあるけど明らかに不調だね、と思いつつ手渡してはい次の人、次の人、という流れをぶち止めるA氏の絶叫「あああああああああっっっっっ!」 どしたのよ? と聞いたら「私、選択理科の生物基礎を受けたのに間違って化学基礎にマークをしていたようで、47点が7点に……」だって。成る程、40点上がったら(外部模試で)総計が9割5分か、化け物め~。

 マークミス、選択問題ミス(数ⅠAじゃなくて数Ⅰを解く等)、遅刻、受験票紛失、等々、成績以外の理由で一年を棒に振る人、確かに居ますからね。上記A氏は「失敗しても通る人」ですけど、そんなの学年に数人しかいないんですから、我らパンピーは気をつけよう!