下町の上、山の手の下

 上京初日(28日)は、63回生我らA組Iちゃん・Oくんと3人で三鷹「ニシクボ食堂」(Iちゃんのバイト先)の予定だったのですが、28日に帰省を終えて東京に戻ると言っていたIちゃんの帰還が実は29日の勘違いだったというちょんぼでお流れ。そこで、急遽Oくんとのさし飲みは場所を変更して大塚「みや穂」にすることに。Iちゃんには悪いけど、店のグレードは爆上がりしたよ。っつか、その程度のスケジュール管理で間違えたらダメです(ぷんぷん)。「ニシクボ食堂」は黄金週間までお預け。

 本日は午前中が長い長い職員会議。

 午後は、職員室に遊びに来ていた64回生Nくんと話。東京藝大2年のNくん、入試プレゼンの段階からクラブ系のイベントを取り上げていたような興味の向くまま、今は秋葉原「MOGURA」(アニソン系のクラブ)で勤務中。で、職場の同僚の女の子が、スカウトからファン投票を経て、最近「夢見るアドレセンス」の正式メンバーに加入したんですって。そんでもって同僚の晴れ舞台をいざ観戦と職場一堂でライブを観に行ったら、彼女が現れた瞬間にヲタが「「「「ママーっ!」」」」とコールしてドン引きした、と。私「うわっ、キモッ、ママて!」 N「でしょ? 職場の同僚ですよ? ママってねぇ」 ……言えない。絵恋ちゃんのライブでもえれにすとが「ママーっ!」コールをする曲があるなんてとても言えない。
 話はそのまま、アイドルの話へ。嘗てオツカル様が「虹のコンキスタドール」の立ち位置について「地下の上、地上の下」と表したという話をしたら「完璧です!」とのことでした。でもって、オツカル様に手を引かれるまま沼に足を踏み入れてバスカヴィル家の犬みたいになってる絵恋ちゃんの話へと。
 先ずは「アルルの女」の動画を入口に、「やよいちゃんにはかなわない」の間奏でえれにすとさんたちが反復横跳びをするヲタ芸を見せて、バンド編成時はアーティスト名が「絵恋ちゃんと楽器」になること、昨年ヲタ数十人と都内の教会で結婚式を挙げたこと、等々を話し……興奮激笑のNくんを見ながら、「あれ、私、今、布教してるの?」

 「男く祭」の映画に出演するということで、映画P(「P」というのは「係・担当」程度の意味だと思います。「Project」の略ね)の人たちの傀儡となる数十分を校舎にて。生徒からはこういうネタにおいてノリがよさそう、軽くこなしそう、と思われがちなんだと思いますが、そういう意味では割と「固い」人間なので、実際に使おうとしたら結構面倒くさいしあんまり巧くないなぁ、と解ってもらえるのではないかと思います(今後のオファーを牽制しながら)。
 あ、でも、体験授業は大丈夫です。授業は真面目にやればいいんですからね。次回の「男く祭」でも(またまた)依頼が来たので即座にOKを出しました。オファーの次の日にはタイトルと授業内容とを原稿化して欲しいという無茶ぶりにも(温めておいたネタはあるので)ちゃんとお応えしましたよ。

 西鉄K駅の本屋まで散歩をしたのですが、収穫は殆ど無し。一週間後には池袋「ジュンク堂」の聖地巡りが出来ますので、そこまでは我慢かな。
 川西ノブヒロ『バスルームのペペン(2)』読了、★★★★。可愛い。ネタも結構上質だと思います。