再び目覚める その日まで

 4時に起床、入浴後に書斎でちょっと書き物。今日の授業は中3現代文で、港千尋「無彩の色」の後半を読んだ後で、明日の授業で書いてもらう表現実習(作文)の課題説明。空いている時間で授業・特講の準備と時間割のPC作業と。

 来週の月曜(6/13)の中3の授業は、1限に4クラスを横並びにしてテストを行います。名付けて、「第1.5回定期テスト」。第1回定期の終了から第2回定期まで、現代文の授業は17回もあります。これを全て第2回の試験範囲としたら、100点満点で考えたとしても1回の授業から6点分しか出題できません。50分間書きに書いて喋りに喋ってたった6点分しか聞けないってのはどういうことよ、となりますので、試験範囲を半分に割るんですね。「第1.5回」の点数を正式な「第2回」の平常点に大きく組み込む、代わりに「第2回」の試験範囲からは外す。具体的に言えば「第1.5回」には漱石現代日本の開化」及び港千尋「無彩の色」を出題します。
 間に1回試験を挟むのには、出題する上での便宜以外にもう一つ理由があって、生徒の側に早く私の出題形式に慣れて欲しいというのもあります。中3生とは今年度の4月がはじめましてでしたので、第1回定期テストは出題の勝手が解らず戸惑った生徒が多いはず(事前に全員に解答用紙を見せるというサービスをしましたが、それでも)。前年度担当の後輩先生とは出題の形式が全く違う私の問題を、事前情報無しの状態でいきなり解けと言われるのは(仕方がないとは言え)やや無理筋でしょうね。実際、第1回定期の答案には時間配分のミスが散見されました。だから、少なくない生徒が「国語Ⅰがうまくいっていない」という印象を抱いたことでしょう。ですが、彼らは2度目には(意識的にか無意識的にかは措いて)必ず合わせてきますし、3度目にはすっかり慣れます。そのくらいには器用で誠実で頭が良い。となると、テストの回数を増やすのはお互いのためということになります。
 言うと角が立つかも知れませんが、彼らが最も学力を上げているのは、定期テストや模擬試験を受験している最中だと思います(真剣に解いているのならば)。

 6/10は「自粛御膳」をお休み、二日市の焼鳥「月空」にて読書独酌。マスター(63回生Mくんお父様)もお元気、お店も繁盛でかっぽれ。
 パリパリピーマン~和牛モモ肉タタキ風カルパッチョ~(サービスつくね)~串6本。
 程々で(炭水化物を抜きにして)店を出て、西鉄K駅で食材を買い込んで帰宅。自宅で(スーパーの鉄火巻を摘まみに)飲み直したのはまぁいいとして、一緒に作った味噌汁に花海老どっさりというのはやりすぎました、赤潮の毒々しさです。