醸す森

 コロナ禍「日本酒チャレンジ」、今回は541~570蔵。ずっと日本の酒蔵の数を2500程度だと思っていたのですがこれは平成初め頃のデータだったそうで、現在は1500蔵程度にまで減少してしまったということをつい最近知りました。ということは、1/3は既に飲んでしまったということになります。目指せ50%、ってことなんでしょうか。今回は、久しぶりに「これは凄い!」という★★★★★のアイテム、新潟「醸す森」に出会えました。同じくらい凄かった熊本「産土」(熊本の「仙八」で飲んで直ぐに注文、現在セラーに2本入っています)は、しかし既に同じ蔵の「花の香」を飲んでいるのでカウントに含められません。では、19回目のラインナップ30蔵、以下。
 辛口やキレはノーサンキュー、上善如水とか言うなら水飲んどけと思う人間です。甘くてトロッとしてたり、酸が残ってたり、という王道off courseなタイプの酒に惹かれる人間ですので、集めた銘柄も評価もそういうものです。悪しからず。
 ★★★★★ 畏、飲んだら減るのが唯一の欠点、畏れ多過ぎて近寄れない。
 ★★★★  秀、家のセラーに1本あれば最高、背伸びして買っちゃおう。
 ★★★   優、居酒屋に置いてあったら信頼、普段使いはちょっと贅沢。
 ★★    可、1杯だけ飲んで次からは焼酎、世界線が当方とは異なり。

【★★★★★】
新潟「醸す森」(純米大吟醸

【★★★★】
長野「西之門」(純米吟醸ひとごこち無濾過生 別誂)

【★★★】
北海道「十一州」(純米吟醸
青森「安東水軍」(特別純米酒
青森「Faucon」(出羽燦々 56 純米吟醸
青森「桃川」(しぼりたて 純米生原酒)
秋田「千代緑」(No.12 純米大吟醸
山形「山法師」(純米吟醸 美山錦 生酒)
宮城「墨廼江」(純米吟醸酒 SoLiD)
福島「超」(辛口純米)
福島「結芽の奏」(純米大吟醸酒
茨城「稲里」(初搾り)
東京「江戸開城」(純米吟醸 原酒)
千葉「仁勇」(生貯蔵酒)
新潟「北雪」(純米吟醸
山梨「七賢」(絹の味 純米大吟醸
長野「十六代九郎右衛門」(山廃純米酒 無ろ過生原酒)
岐阜「竹雀」(槽搾り 山廃純米 おりがらみ生)
愛知「神杉」(人生劇場 からくち本醸造
愛知「吟雫」(純米吟醸雫取り)
愛知「勲碧」(純米吟醸 無濾過生原酒)
愛知「米宗」(純米吟醸酒 無濾過生原酒)
三重「酒屋八兵衛」(特別純米酒
三重「天遊琳」(特別純米酒
奈良「出世男」(純米酒
兵庫「大黒正宗」(千代紙 純米吟醸酒
広島「鳳の舞」(無濾過生原酒 純米吟醸
福岡「閃-SEN-」(純米うすにごり 無濾過生原酒)
熊本「通潤」(SOIGNER 純米吟醸
熊本「美少年」(清夜 純米酒

 早朝起床で昨日の特講の添削の残りを。集計まで終わらせて答案を高3担任団にお返したのは8時25分で始業ギリギリでした。今日は授業も特講も無く、9時~17時の8時間ぶっ通しで「合格体験記」の文章校正を。ひたすらPCに向き合った作業で、2時間おきくらいに休憩しながら。昔と違って、今は依頼した生徒(現役生・卒業生と合わせて60人)の殆どが書いてくれるし、その一人一人の文章量も随分長くなったので、とにかく読むだけで相当な時間がかかってしまうのです。それでも、『名問の森』の「門→問」をやらなくて良いだけで気分は全然違うんですけれども。今年の71回生高3にも重々言い含めておかなければなりませんね。

 KANA『女の友情と筋肉(8)』読了、★★★★。完結……なんですけれども、その後この漫画が(男性3人を主演にして)ミュージカル化することが決定しました。何で?(6/22記)
 たのまゆうむ『ごほうびは居酒屋で(1)』読了、★★。
 
 6/9の「自粛御膳」。
 小鉢3種~生春巻~マグロ納豆~一汁一菜。
 571蔵目・茨城「淡雫」(純米発泡清酒)。
 昨日以前の使い回し料理とお店・スーパーマーケットの惣菜とばっかりですけど、それでも昨日突然不調を訴えた日本酒セラーが(根性で1時間格闘したら)治ったんで、これは祝膳なんです。今日からコツコツ、目指せ600蔵。