あの人は肉刺の持ちようも知らないとか、小刀の持ちようも心得ないとか何とか云って、

 平松洋子『肉まんを新大阪で』読了、★★★★★。このシリーズで最初に読んだのがいちばん新しい『いわしバターを自分で』だったんですけれども、それより前のタイトルは全て地名なんですね。コロナ憎し。

 1限に昨日作成したテスト(中3)の出題があり、その後は160枚の答案の採点をガシガシと。感触はOKでこれは「賭け」に勝ちました。彼らは試験の形式にも2回目にしてちゃんと合わせてきていますし、漱石「開化」の理解も(人によって差はありますが)総じて言えば悪くない。採点は気分良く。
 全力を出せば17時までに終わらせられるかと思った採点でしたが、途中で幾つか別の雑務が入ったり、明日も授業無しだから少し残しても良いかなと甘えが兆したり、という理由で進捗80%で終了。定時退勤。

 6/13は「自粛御膳」をお休み、イタリアン「I」で後輩数学先生と月イチ定例の飲み会。
 ・パンは豚肉のパテとオリーブオイルで
 ・鰹のカルパッチョフェンネルとアフリカ米と
 ・前菜盛り合わせ
 ・古処鶏レバーと白トリュフ
 ・蛸と白アスパラのトマトパスタ(キタッラ)
 ・魚料理は鱈
 ・肉料理は経産牛ランプに栗かぼちゃソース
 ・桃のムース
 通常なら懐石「G」を選ぶところなのですが、今月は別口で「G」(料理は月替わり)に行く約束が出来てしまった(明後日)ので、たまには趣向を変えてとかなんとか言いながら初訪問の(市内でいちばん人気の)イタリアンを選択。お高めのコース料理、飲み物はビールからワインで滞在2時間半。美味しかったは美味しかったですけれども、正直「まぁ、普通かな」という印象(料理は高い、ドリンクは良心的でした)。「確かに、やっぱり『G』の方が良いですよねぇ」と、確かに振ったのは私だけど奢られる方が言うんだから数学先生も結構このサシ飲みに慣れてきたと思って良いんですかね。
 数学先生(高2担任)は今週が保護者面談ウィーク、面談週の多忙は(私も一応担任を7年ほど務めましたので)知っております。ですので今日はお酒は程ほどに。でもって、過去の保護者面談のお互いの裏話などして今夜も大変に楽しい一席で御座いました。