そんなせりふはどれいみたいにはたらいてからいうことよ

 東京国立博物館『特別展「きもの KIMONO」』、国立新美術館『古典×現代』、国立科学博物館『和食展』、の図録等グッズをネットで注文しました。前者2つについては、コロナの影響と職場の夏期休暇との兼ね合いで8月上旬の上京が可能になれば訪問できますが、『和食展』は開催自体が中止(残念!)なので供養の意味での購入です。こういうのも「コロナレスキュー」の一環と言ってよいのでしょうか。
 明日は午前中指定の荷物(日本酒と豚肉と)が届きます。宅配便については、28日(日)に届くのを最後にいったん打ち止めにして、自粛生活(現在2ヶ月半)を終えるソフトランディングに向かいます。2ヶ月半で、「日本酒チャレンジ」(セラーと4合瓶と)及び「コロナレスキュー」(食品やグッズ等)に月収分強を費やしました。勿論、3月末・5月黄金週間に予定通り上京をして(積み立てはしていました)、この2ヶ月半は激減した書籍購入費が例年通りだった場合には、この程度の出費ではまるでききませんので、自粛生活は「安上がり」だったことになります(外食もあまりせずに自炊だったので尚更です)。ですが、自宅・職場・Hさん家の三点移動に終始した割にはお金を使って楽しんだ方なのではないか、と。

 自炊……というか、冷蔵庫の中身を思い出しながらメニューを考えてそれに合わせた買い物をして帰ってから料理をして配膳をして飲み食いした後には皿を洗ってゴミをまとめてシンクの掃除して翌朝ゴミ捨てに行く、という一連の流れ……は体力と時間とを持っていきます(特に「時間」は切実です)。この2ヶ月半で思い知りました(これは、それが「楽しい」かどうかとは別問題です)。
 生徒が登校していない時期ならそれでも良かったですが、生徒が登校して、授業及び特講・高3の添削・時間割業務が始まった6月以降は、私生活のせいで仕事に費やす時間や体力を奪われる「本末転倒」があってはなりません(ご家族をお持ちの先生ならいざ知らず、私は肉親を見送った独居独身なんだからまぁ働け、ってなもんです)。そろそろ炊事は「外部委託」して、仕事に本腰を入れないとねぇ、なんてことを学校が始まって3週間が経とうとしてる頃に言い出すのが腑抜けてた証拠で。

 っつか、実際忙しいのよ。今日は授業無しの半ドンですけど、来週は授業が多いのよ。高2現代文15コマ、中3漢文4コマ、高3漢文3コマ(3コマとも添削つき)、計22コマもあるのよ。誰だよ時間割組んだやつは出て来いやうったくってやんよ。しかも、その合間に定期テストの問題を作らないといけない(中3は既に作ってますけれども)、時間割変更は毎日怒濤で襲ってくる。
 飯なんか作ってる暇ねーっつーの。

 と、言うわけで。午前中は来週分の授業プリントをシコシコと作成……してると教務部長地理先生が話しかけたりしてくんのよ。時間割の大幅変更(未定だったイベントが入ってくる)とかで。
 地理「池ノ都先生、ちょっと話がある」
 国語「いやおす」
 地理「心して聞いてもらいたい」
 国語「いやおすいうてますやろ」
 今日は、開催の可否(及び参加学年の範囲)が話し合われてきた中体連の開催が決まったので、現在決まっている時間割から中学は大幅変更、高校の授業からも中学部活顧問の教員を外して欲しい、まぁぶっちゃけて言えば前後2日間の時間割変更を組み直して欲しい、という内容でした。まぁ、その程度なら。
 授業準備2時間半、時間割作業1時間半。放課後は13時から国語科主任として(校長先生・教頭先生とご一緒に)某面接を30分。

 14時過ぎに仕事を上がって、バスで西鉄K駅へ。書店に15分滞在の後、商店街の食料品店を少し回って、喫茶店で30分読書して、K駅構内のスーパーで食材を買い込んで、荷物が重たかったので(ペットボトルの水・お茶)タクシーで帰宅。お風呂の追い炊きをしている間にクリーニング店に引き取りに行き(序でに、買い忘れたワサビと刺身醤油とを近くの量販店で買って)、入浴後は書斎で仕事と日記の更新と。この時点で18時半。

 6/20の「自粛御膳」。
 湯葉炊き込みご飯・肉豆腐・イワシ刺・小鉢5種。
 日本酒は福島「風が吹く」。
 土日の夜は録画ストックが豊富。『捨ててよ、安達さん。』があり、『サワコの朝』があり、『異世界居酒屋「のぶ」』があり、『ボクらの時代』があり、『全力! 脱力タイムズ』がある(『ボクらの』と『全力!』はゲストや回によって差がありますが)。