まな板はトントトン お豆腐はフルフル

 中3古文で『徒然草』の「諸矢をたばさみて」を扱います(併せて、現代文担当の先生の許可を得て、原研哉『白』についても講義します)。「諸矢」は対になった2本の矢で、1本目は「甲矢(はや)」、2本目が「乙矢(おとや)」。だから山口「二矢」という名前を……と続けたいんですが、まぁ誰も知らんわなぁ(日本史の先生に伺ったら、浅沼稲次郎は戦後史の授業で名前だけちろっと出て来るそう)。

 6時学校入り、東大文系コースの板書計画・次のセンター漢文演習授業の準備・時間割作業を2時間半。8時半の始業後は、1限に東大文系漢文の授業、午前中かけてその添削。昼休みに、朝のSHRで返却して貰った中3定期テストの訂正を受けつけるようにしていましたが、生徒は誰も来ませんでした。1時間の休みは自宅に往復して胡瓜を使ったおつまみを2品。17時から1限と同じ教材を使った東大理系漢文特講。18時から職員室で添削を少し。

 帰宅後に自炊準備……とは言っても、副菜(胡瓜)は準備済みで、冷蔵庫には昨日「R」から帰る時にお土産にした枝豆も入っています。準備するのは向田邦子風の常夜鍋。大蒜2片・生姜1かけを、水と日本酒とを3:2の分量ではった鍋に入れて、豚肉と(税別380円のお高い)法蓮草とをしゃぶしゃぶします。向田流からすれば邪道ですが、今夜は最初に豆腐を半丁入れました。
 ビールと日本酒と。未明に特講の添削を残しているからお酒は程々に……したいんですけど、「花邑」だから仕方ない。