虎視眈々、スニーカーでリモーションさ

 竹宮惠子内田樹『竹と樹のマンガ文化論』読了、★★★★。その場の閃きでネタを続々繰り出すタイプの内田樹氏の対談本は、対談の相手がそれにどう答えるかで質が決まり、これはその成功例。竹宮氏が、プロ(作家としても評論家としても)の立場から内田氏のネタをきちんと整理しながら、きちんと一本の道にしているのが……とまで書いて気づく、若しかして、内田氏も言論界の「誘い受け」なのかしら。「誘い受け」って古市氏の専売特許ではなかったのかしら。

 5時入りの職員室で添削。本日は私は授業無し、明日からF校入試に伴う長めの自宅学習に入りますので、それを控えた学年集会も。生徒は半ドンで強制下校、午後は入試試験会場作り。
 高3担任・国語担当ということで、今年は心身が熱い一年なのですが、明日から4日間は高3業務の全てを忘れて入試作業です。これまた別方向に熱い。毎年書いていますが、私は他の先生方が若干引くくらいこの入試業務が好きなのですね。問題を作る個人的楽しみと、監督採点集計発送の職員室(というか、学校)全員野球の雰囲気に伴う昂揚感!

 夕方、福岡天神まで往復してタワレコジュンク堂タワレコではカナブーンのニューアルバム『TIME』を購入。フルドライブな気分にピッタリのBGMですが、アルバムとしての好きか嫌いかで言えばファーストに大きく遅れている印象、★★★。

 夜は「もりき」で湯豆腐。