廃工場 悲しみの出口はどこ

 「TEEN! TEEN!」以来、生徒から「カリスマ先生」とからかわれ、オツカル様からは(流石のセンスで)「カリ先」という下ネタ臭しかしないあだ名をつけられ。
 カリ先頑張るっす、2時起床3時入りの「Joyfull」で特講の添削をガシガシ。昨日の「Joyfull」禁煙席周囲の客層は結構面白くて、酔っぱらった大学生4人が理想のセックスシンボルについて激論している横で、ホスト3人が客に電話を掛けながら月の売り上げを計算してたんですけれど、今日は今イチ。来る試験に向けて友達と勉強しようと集まって、集まったが故に全然勉強できてない大学生グループが2組だけでした。

 授業が無く、生徒たちが自主的に解いてきた東大(中心)の過去問添削を一日中。
 さて、勿論添削地獄に陥ってるのは国語教師だけではなく、英数国それぞれの先生の添削ボックスは常にパンク状態。
 英語「全っ然追いつかん! こんなに出してくる学年は初めてや!」
 国語「添削って、椀子蕎麦ですよ」
 数学「あはははははは! 食べ終わるたびに次々と!」
 英語「いや、食べ終わってもないのに次のが入れられる感じよ」
 国語「研ナオコでさえ志村けんが食べ終わるまで待つのに!」
 自棄気味の爆笑でドリフ世代、頑張ります。

 岡田斗司夫FREEex『オタクの息子に悩んでます 朝日新聞「悩みのるつぼ」より』読了、★★★★。教員は読むと勉強になる本。自己という名の学級会、の比喩は14年東大(『落語の国の精神分析』)の資料に使えますね。
 ……というか、この本の中でこの人、自分が愛人を囲うタイプの人間だ、と予言というか宣言してたんですね(3月18日記)。