どこか遠くへ行きたい

 朝、SHRで教室に入ったら近くの教室から大きな拍手の音が聞こえてきまして。咄嗟に「こないだ40になったばっかりなのにもう誕生日が!?」とボケたんですけれど何人かが小さくしか笑ってくれずに不発。実際は、学年団の数学先生がお誕生日だったそうです。皆でお金を出し合って、名入りの扇子を送ったんですって。凄い。

 東大志望のB組某くんに「夏の東大オープンキャンパスに行くべきでしょうか?」と訊ねられ、ご家庭の事情等もあるでしょうからそれは私が決めることではないという前置きをした上で、「する理由がないからしないという人より、しない理由がないからするという人の方が、必ず幸せになる」とだけ答えました。
 ちょうど授業で内田樹「越境と巡歴」を扱っている訳ですが、既知の情報に自閉せず、未知に対して常にオープンマインドであるという構えを、生徒には選んで欲しいです。

 昨日の日記にも書いたリアル帰宅難民の生徒、朝倉在住で家庭調書の自宅周辺略地図には「至東峰村」なんて文字。昨日は市内ホテル泊で、今日はどうするのかを訊ねたら「歩けば2時間で帰れるから」とか訳の分からんことをほざいた(←慌てたら言葉が下品になるタイプ)ので即座に市内のホテル「H」を予約(よく空いてたな)。服は、保健室で洗濯して貰って、替えの下着も貰いました。長引くようなら、寮を開放してもらうという手段もありますね(昨年度の熊本地震の時は何人かの生徒が緊急で入寮しました)。

 峰なゆかアラサーちゃん 無修正(5)』読了、★★★★。伏せ字を一切使わない姿勢、よし。男X人、女Y人の主要キャラが居るとして、全登場人物が全ての異性と肉体関係を持つ(XYパターンの関係がある)という設定は無理がないですか? という質問に「そういうもんじゃない?」と返すあっけらかんも、よし。