眠りの国のゴンドラはひとり乗り

 0時過ぎに起き出して、書斎で添削をガシガシ。3時過ぎにお風呂に入ったのが気分転換、目も覚めますし身体も温まります。母君の朝食作成も挟んで、7時30分には100枚の答案の添削が完全に終了。添削マッシーンです。出勤後、7時55分に添削BOXに答案の分厚い束を放り込む、この達成感ね。
 今回のテスト会添削は、藤山直樹内田樹前田英樹池澤夏樹・高田宏・大庭みな子・戸井田道三・石原吉郎高階秀爾山田真茂留。それぞれが小文だったり長文の一部に過ぎなかったりだとは言え、半日以上かけてこれだけの書き手の文章の解釈について熟考するというのは、やっぱり醍醐味です。冥利です。朝8時に既に眠いけど。既にキツいけど。

 テスト会当日はその答案の採点にだけ没頭したい(そうしなければ翌朝の返却が出来ない)ので、各自が自由に出してくる過去問添削はお断りしています(「添削堂」休業の案内をBOXに貼り、提出答案は翌日以降の添削になる旨を告知)。ですので、ガシガシと添削を終えて出勤した私に待っている仕事は、2日分の提出答案を添削するというもの。やっぱりマッシーンです。

 10年前には出来て今は出来ないことの一つが、翌日に仕事を控えた徹夜です。昨日(と今日と)のテスト会添削も、10年前なら「飲まずに徹夜コース」でした。でも今は「飲んで4時間失神コース」が関の山です。それでも今日は9時~17時の仕事が眠さでやや散漫(自宅に戻って母君の昼食をお出しした後、30分ベッドで仮眠をとりました)。それでも、夕方帰宅の後はいつもの家事をこなして「もりき」へ向かいます。眠いけど。
 「もりき」は鴨コースの予約で今日も満席。美味しい美味しいと鴨を食べている人たちの横で、その1/3の値段の地鶏タタキを肴に独酌。合間に、明日の63回生担任団・保護者理事飲み会(K市「T」)の予約内容確認、24日の東大下見慰労会(新宿「にっぽんマグロ漁船団」)の予約、25日の61回生飲み会(渋谷「虎視眈々」)の予約。幹事仕事が無茶苦茶捗ります。眠いけど。

 西原理恵子『ダーリンは73歳』読了、★★★。