僕らが分かち合う言葉がある

 3時半起床、書斎で3種類の授業の板書計画(高1A古文・高1B~E古文・高3文系漢文)。入浴後、コンビニで母君の昼食(サンドイッチ・サラダ)を購入してから朝食の準備。サンドイッチと一緒になんとなく冷麺を買ってしまい、久しぶりに私も朝食を食べました(昼食は抜きます)。今日は、1~4限が連続授業なので昼食作成の自宅往復が出来ない日です。

 1限が68回生高3文系東大コースで、移動教室での授業だったのですが、参加者全員がそろったのは始業チャイムが鳴り始めてから2分後でした。一瞬、「はぁ? 朝からこの愚鈍で東大とか言っちゃってんの?」と思いかけたんですけれども、直ぐに「いやいやいやいや、違う違う。『こっち』がF高だったわ」と訂正する。67回生と3年間付き合っている間に、F高の「当たり前」をすっかり忘れてハードルを上げてしまってました。扱った教材は12年の『春秋左氏伝』で、これもF校校是の「和而不同」を端的に説明して導入にはぴったり。
 2限は高1A組の古文でこちらは始業のチャイムが鳴り始めた瞬間に評議委員くんが「起立!」の号令。初々しい! 扱った教材は初めての教科書教材で「児のそら寝」。要するにこれって「推しが尊い」って話でしょ? みたいな雑な説明をしていいのか否か(ダメか)。
 3限・4限は高1B~E組の授業で『平家物語』から「祇園精舎」の2回目。ここで、安史の乱を「リア充爆発しろ」ってことでしょ? みたいな雑な説明をしていいのか否か(ダメか)。
 4限終了後は昼休み・5~6限の時間を使って1限の答案を添削集計、これは帰りのSHRで返却してもらいます。

 7限、高1Aは担任英語先生のアイディアで「自己紹介」の時間に。担任副担任も合わせて42人が、くじ引きで決まった順番通りに短い自己紹介をしていくというシンプルな形式なのですが、多様な来歴・性格の人たちがいて飽きませんでした。お菓子袋(駄菓子詰め合わせ)と飲み物(珈琲、紅茶のペットボトル)とも準備して、席が近い人たちが机を動かして小さな島をいくつか作って(小学校の給食の時間みたく)、さながら茶話会の雰囲気。やって良かった流石は英語先生……流れ弾で、私も英語先生も急遽コーラス大会の舞台に上がることになったのはやや誤算でしたが(コーラス委員の生徒から自己紹介中に頼まれて断れませんでした)。
 TSUTAYAでいきものががりのベストを購入。「YELL」って、松任谷正隆の仕事(編曲)だったんですね。因みにE組の選曲は「ひこうき雲」(荒井ユーミン)で、こっちなら明日が本番でも歌えそうなんですが……。

 帰宅は18時過ぎと遅く、慌てて入浴・母君の入浴のお手伝い・夕食作成。その後、「もりき」で独酌、就寝は21時半。