目と目で通じ合う そうゆう仲になりたいわ

 毎週金曜日「だけ」は二次型の授業も特講もなく放課後の添削ノルマがありません。今日、放課後にふと時間があいたので、ちょっと本屋でも覗いてみようと市内の血痰ネーミングショッピングモール「You Meタウン」の紀伊國屋へ。

 そこで、人文学系の書棚をさら~っと見てたんですけど(私はこれを「背表紙読書」と呼びます)、後ろから名前を呼ばれた気がして振り返ったら、とある一冊の本の背表紙と完全に視線がかち合いまして。その本のタイトルを見て「あぁ、僕はきみに呼ばれたわけね」というのは直ぐに分かったんですけれども、その背表紙の印象からタイプの本じゃないというのが最初の直観。でもっていくら本を買うのが好きでもタイプじゃない子をお持ち帰りする程の紊乱者ではありませんので、先ずは前書きを読む、とほら案の定タイプじゃない。
 しかし、袖触れ合うもとは言いますのでタイプじゃない本から何故呼ばれたのかをちょっと考えたら、「あ、第4回校内模試の現代文を自分を出典にして作って欲しいというアピールか」 ですので、目次の中に入試現代文必須の鍵語である「近代」「現代」があったらお持ち帰りして(万引きじゃないですよ、購入ですよ)パラ読みしてみよう、と思って目次を読めば果たして「近代」も「現代」も登場する。
 さて、逆ナン状態で手に取らされたこの本から、私は校内模試の問題が作れるのでしょうか。本文未読の状態の直観では5割。今年7月の哲学書、連休に当たってみます。