花の ドレスで チャチャチャ

 失神サタデー、5時入りの学校で担任業務と授業準備、8時から生徒面談。で、始業後は1~4限センター(夏目漱石)授業、5・6限東大理系(村上陽一郎)特講、7・8限京大理系(井伏鱒二)特講。12時間の失神から目覚めたら、添削その他の「失神の利子」は明日からの連休に全て回して学校を出発、本日は小倉の生家に泊まります。

 新幹線で小倉駅に向かい、仕事上がりの母君と駅前で落ち合う。夕食を、ちょっと贅沢なフレンチにする約束をしているのです。
 小倉の名店「おか野」にて、肉類不使用の野菜・魚のコース料理を堪能。最近少しだけお酒を飲まれるようになった母君にお付き合いして、ビールも少し。この店は何度来ても、前菜で出される野菜と魚介のミルフィーユ仕立ての繊細さに驚かされます。仕事の話や体調の話やをしながら。
 私たちはこの店の訪問はまだ5回目程度なのですが、会計の時にマダム(←ご夫婦で切り盛りなさる奥様の方、物腰と雰囲気とから「マダム」としか言いようがない)に「ネクタイをお召しになって来られたのは初めてですね」と言われてとても印象に残る。

 母君は21時就寝の私よりも更に早い時間に床につかれるのですが、生家では母君ご就寝の後、小さな音で録画したF高演劇部「女子高生」(めでたや日本一、NHK全国放送!)を鑑賞、堪能。舞台で2回、テレビで1回、3回観ても面白い(自分の担当している生徒が出てるなら尚更です)。

 秀良子『みえちゃんち 秀良子名作劇場1』読了、★★★。泣かせにも笑わせにも来てませんでしたが、柔らかく感情を刺激する良作。