赤い手ぬぐい ふんどしにして

 5時半起床後に入浴、母君の朝食をお出ししてから出勤。本日は3学期の始業式で、例年なら高3は始業式に出ずに今日がセンタープレ(センターまで3セット行います)の第1回1日目になるはずなのですが、今年はセンターが19・20日と遅い(本試験まで日数が多い)関係で、高3も始業式に出席することになりました(明日からセンタープレを始めます)。ですから、1時間ほどの式に臨席した後は、SHRでちょっとした作業をやって解散。インフルエンザの不安もありますしね、出来れば集会めいたものは避けたいところですが、センタープレ(センター本試験とは似て非なるもの)を4セットやるよりはマシだろうという判断。
 最初に式典の隊列に並ばせるところまでが教員(担任)の仕事で、出席番号順に横5列×縦8列。こういうのは1番と5番とがさっさと自分の場所に座ったら解決で、あとは5の倍数、5の倍数+1、の人たちがちょっと動くだけ。で、B組を片付けた後で隣のA組がワチャワチャやってたから、目についた5番と20番とを呼んで座らせたら、20番の女子某さんから「なぜお前はお前の組の生徒でもない人間の出席番号を知っているのか個人情報の流出かお前はストーカー気質なのかキモいんですけどこのオッサン」と言わんばかりの眼差しを浴びました(被害妄想かも知れません)。「2年間これだけ採点添削やってきて出席番号くらい覚えてない方がおかしいんだよキモいと思うなら答案出すなや」という眼差しは送り返さずに空中に散布(被害妄想かも知れませんので)。

 生徒が下校した後は(高3には学校に残って自習をする生徒も多いです)、職員室でデスクワーク。途中、自宅に往復して母君の昼食を作成。14時半に一旦帰宅。

 15時から、行きつけの美容室「G」でカットの予約。ここは、店長のKさん(私と同じ年)がアシスタント無しのワンオペで全てをやっているお店で、飛び込みはほぼ全て断られるという状態。私も、先週木曜に電話して、土曜・日曜が全部埋まっているから(月曜店休を挟んだ)火曜の午後なら、ということでこの時間になりました。
 Kさんは保育士の奥様とお二人の男の子で4人家族、朝食・弁当はKさんが一手という連携っぷりで御夫婦の仲は良好。一方の私は独身で母君を引き取り、その食事を三食(作るというのは本当は烏滸がましいんですが)準備するという生活。まぁ、話は合いますよねぇ。赤ちゃんをお風呂に入れるのと、老母の(本当は「老」ではないのですが「病」のためにそのような形になっているのですね)入浴をお手伝いするのとの、共通点やら相違点やら、凡そ所帯染みた話で盛り上がる1時間。お風呂場で母君のお身体(御御足)を「はぃすぃまっっせん」と擦る様は我ながら完全に風俗嬢、「清水アキラのネタみたいになってですね」と話せば我らアラフォーに通じないはずもなく爆笑。

 自宅に戻って入浴、母君のお食事を準備して、お休みになるのを見届けてから「もりき」で独酌。明日の母君は初のデイケア(無料体験)ですが、嫌がっておられるような素振りや気負いのようなものやは見えませんでした。