激闘鯨合戦

 本日は「男く祭」に伴う今後の休日出勤(生徒は登校)の代休を前倒しで取る日で、「男く祭」とは独立して動く中学生は学校にて歓迎行事(3学年合同のレクレーション)を行います。私は高校所属なので出勤の義務がなく、午前中に出勤して中学のイベントの邪魔になってはいけないので昼まで家でデスクワーク。昨夜は歌い過ぎ飲み過ぎで朝の時点の声はガラガラでしたが、決して宿酔いとか体調が悪いとかということはなく、母君の朝ご飯の準備も通常通りに。
 午後から学校に入って授業準備。これが少し捗ったので、黄金週間明けの高3特講(東大理系漢文)の初回ガイダンス用のプリントも作成しました。これには、講義の形式、嘗ての特講参加者の添削例(印刷なので赤青ペンが黒くなりますが雰囲気は判ります)、年間20回の全予定(年度・筆者・出典・内容一覧)を載せています。今年も12年の『春秋左氏伝』を初回に持ってきました。「和」と「同」とがどう異なるかを料理人・音楽家の例を挙げて説明した文章、「和而不同」を校是とするF校の特講初回に相応しい内容です。明日の授業の番所準備も。

 二宮敦人『世にも美しき数学者たちの日常』を読んでいる途中。Twitter芸人として御名を馳せ、最近では予備校4社の解答例が全部間違っている! とツイートなさって物議を醸した(あれ、オンラインでバズったという意味だけではなく、受験業界で本当に物議を醸したんじゃないかな)千葉逸人先生が登場しておられます(昨年度まで九大で、今年度から東北大)。矢野顕子さんのお仕事のお手伝いをなさったという点、ビール浴び~るさんだという点、色々素敵な方です。
 という本を読みながら、夜は自宅徒歩2分の焼き鳥「T」。ここの鯨刺しは凍っていてシャリシャリ(ルイベみたいなやつ、って言っていいのかな)。「もりき」のはトロンと柔らかで凍ってる感は皆無なんですが、多分シャリシャリが市民権なんでしょうねぇ。あ、私、鯨、結構好きです(食べるのは赤身だけですが)。