後悔無用 邪魔するならハリテ

 午前中は書斎でデスクワークをして、母君の昼食を準備してから学校へ。授業準備を3時間ほどと、日記の更新を1時間ほど(3日分)。今日は、18時から教育実習生の56回生Hくんと打ち合わせがあるので、一旦家へ戻って入浴・入浴介助・夕食作成を終えてから再び職員室に戻りました。

 Hくんは教育大付属で既に実習経験をお持ちなので、F校の実習の「緩さ」に心底驚いてお出でのご様子。私はその「緩さ」に掉さすタイプの指導教員で、金・土の2コマでやってもらう高1古文(内進4クラスで『奥の細道』の「平泉」)についても内容・形式一切お任せで、逆に指導案作成を禁じています。唯一の条件は、板書は黒板1枚に完全に収めて一度書いたものを絶対に消さないことです。
 15年間の間に国語科に教育実習に来た生徒は何人かいますが、私が実習生にダメ出しをしたのは一度だけで、ある先生が黒板の掲示物に遠慮して予定していた板書をその場で減らしたことを後から諫めたことがあります(チラシに負けるような板書計画なら教壇に立てないよぅ、って)。本当は、授業用の黒板に掲示物をベタベタ貼る担任の方が反省するとこなんでしょうけれども。

 川本裕司『テレビが映し出した平成という時代』読了、★★★。