涅槃で待ってろ それが出来なきゃお前は黙ってろ!

 未明の書斎で浪人生の答案添削、授業準備。出勤後は3限に高3文系漢文、その後で昼食作成の自宅往復、漢文添削、会議、8限に高3理系東大特講。漢文の添削は翌未明に回して、帰宅後に入浴介助、夕食作成。私の夕食は自宅徒歩2分の焼き鳥「T」にて。

 高1内進A~E組で『万葉』『古今』『新古今』の授業を(爆速4時限で)終え、外進A組が次なる単元『伊勢物語』に入る前というタイミングで、第2回定期までにそれぞれ2コマ時間が余ったので、上田三四二西行の言葉や歌を引き鎌倉末世に(そして修羅の現代に)おける「浄念」を解いた傑作随想「地上一寸ということ」を全クラス共通で授業することにしました。現古融合の文章ですが、気分は久々の現代文です。
 今年度は現代文の授業を持たず(高1古文・高3漢文)、昨年度の67回生高3現代文は全て入試(センター・二次)演習だったので、課題文味読型の講義は一昨年度(67回生高2)以来16ヶ月ぶりということになります。滅茶苦茶楽しみではあるのですが、三四二随想が素晴らしすぎて、生徒に「読んだら直観で解るのにお前の話が邪魔をする」と言われないかちょっと心配です。

 本日の某会議、参加8人の間でまぁこういうことにしましょうか、という結論が決まりかけた(っつーか結果的には決まった)時に、言わずには居られずついつい「社会人としてはあり得ないですけどね」と。ツッコミ風に言ったので笑いで流されましたけれど、あれはパワハラになるのかなぁ(最近こんなことばっかり言ってますね)。