誰に感謝したらええかわからへんらしい

 朝5時45分に、67回生我らB組Kくん(九医浪人組)から「センター取れました!」との朗報。吉報多謝の御礼とともに「調子に乗らずに波に乗る!」という偉そうな激励を。「センター試験が今年で最後」と垂れ流す(流れに棹さそうとする)メディアには呆れるばかりですが、「Kくんのセンター試験」は間違いなく今年で最後ですね。
 そのKくん、本試・模試を含めた自己ベストの93.3%の得点率だったそうで立派(国語は186点だったそう)。ただ、各科目毎の得点には満点も自己ベストもなかった、と気にしていた(←贅沢)のにどう返せば良いか解らなかったので「栄養バランスの五角形が最高の状態なんでしょ。コーンフレークじゃん。優勝じゃん」と雑な返信を。「ボケ返せません」と謝られました。

 本日、センター試験の自己採点。高1古文の授業は元々無い時間割なので、進路主任としてこちらの業務に終日集中。とは言っても、生徒たちへの指示や用紙の配布回収やは全て担任の先生が行いますし、副担任の先生のサポートもありますから、私は基本的に進路指導室に張り付いてPCにデータを打ち込みつつ(何かあったときの為に)待機してるだけなんですけど。
 ほんの一年前に高3(67回生我らB組)の担任をしていましたから、お生徒さんたちの様子がどのようなものなのかは大凡想像がつきます。実際には前日夜には解答が発表されているので、学校で初めて採点をしているという生徒はそう多くないでしょう(勿論、事前に採点している生徒でも、検算のつもりでもう一度やるのが誠実です)。予め自宅で採点をして、その得点が本意ではなかった(第一志望にとても届きそうにない)という生徒は登校の足取りも重くなります(来られない生徒もいます)し、教室での表情も晴れません(殆ど泣きそうな生徒もいます)。ここで無表情(動じてません)を貫くの、結構大変なんですよねぇ。

 スムーズには行ったものの、学校内及び予備校3社に対して採点結果を送る訳ですから、生徒の作業量も取りまとめる教員側の作業量も膨大、終わったときには19時を大きく回っていました。
 帰りは事務嬢さん(進路指導室付)に車で居酒屋「A」まで送って頂き、軽く読書独酌。明日からは、高3に対しては二次漢文(文系及び東大理系が対象)の講義が始まります(高1古文は普通通り)。