馬鹿者 何を言うとるか 事実は堂々と発表しろ

 山口恵衣子『さち子のお助けごはん』読了、★★★。出張家庭料理人、その手さばきは駆け出し自炊男からすると仰ぎ見るばかりの。

 8時半の職員朝礼の後、高2担任団が担当の合同講義室に消毒作業(机と椅子との拭き上げ)の為に入ったら、これまで「密」を避けて机・椅子を減らす配置になっていたのが元通りにされていました。そう言えば昨日が(今年度初の)高3学年集会でしたね。
 実は、今日で中高の時間差出勤は終了。月曜日からはコロナの前と同じ時制で学校が動き出すのです。「コロナ平日・コロナ土曜・コロナ定期」という名前で登録しているチャイムのシステム(←私が作りました)も、月曜からは「平日・土曜・定期」に戻ります(正確に言えば完全には同じではなく、20分の中休み・40分の昼休みをそれぞれ30分の食堂利用時間として、中学と高校とで食堂利用の時間を変えるという操作あり)。マスク・消毒・特別教室等々、コロナ対策が必須なのは変わりませんが、少しずつ「日常性の維持」へ向けて動き出すわけです。
 というわけで、いきなり拭き上げる机と椅子とが倍になって面倒くせぇ! と担任団一同、消毒しながら毒づく朝。

 1限が高3の授業(文系東大2次対策)で、昼までにその添削を終わらせます(帰りのSHRで返却してもらいます)。
 午後は、13時~16時まで高2現代文の採点。記述問題10題の内、5題を終わらせました。答案は自宅に持ち帰り、明日の朝は書斎で採点をします。

 夜は、二日市に出て67回生Kくん(九医1年生)と焼鳥「月空」。Kくんはまだ19歳(私と同じ8月8日がお誕生日)なので、飲むのは私だけ(Kくんはジンジャーエールや烏龍茶)です。
 オンライン講義を受けながら引きこもる日々、ハンバーグだ親子丼だと自炊もバッチリだそうで感心頻り。九大のキャンパスが開放されるのは10月から(予定)だそうで、それまではサークルもコンパも一切がお預け。というわけでKくんは、どちらかというと大学0年生って感じの初々しさでした。私の方はオンラインの講義というのが果たしてどのような物なのか想像もつかないので、専ら聞き役で。予備校の講義中継みたいなのを想像していたのですが、講師によってはスライドだけを延々と流してそこにナレーションを被せてくるタイプもあるそう……正直、それって相当つまんなさそうなんですけど、誰も彼も初めてで手探りでやってることだから文句を言うのは態度としてあり得ないですよねぇ。
 あと、Kくんはご家族の影響で既に進む科を決めているのですが、それが相当珍しい(よね?)希望なので、これは晴れてお医者様になられた後も追跡して色々教えて欲しいなぁ、とミーちゃんハーちゃん(?)な気持ちに(それだから奢るという訳ではありませんが)。

 時世柄、2時間で健全に解散……したのですが、オッサンはちょっと飲み足りなかったので、家で「自粛お摘まみセット」を準備して、既に開いている瓶の日本酒を少し。お伴の番組は録画した映画『ゴジラ』(第1作、初めて観ました)。
 そうそう、今夜の「日本酒チャレンジ」は「月空」で注文した福井「九頭竜」(純米 夏しぼり)でした。