天才とは

 萩尾望都『一度きりの大泉の話』読了、★★★★★。疲れた……淡々とした語りで凄まじい内容が綴られました。私は単なるおモー様のファンであって竹宮恵子他(所謂「花の」組の人々)については全く知らない(作品も殆ど読んだことがない)のでまだ耐えられましたが、天才マンガ家同士の「関係性」に萌えていたファンには痛かったでしょうねぇ。それにしても、山岸凉子に「嫉妬という感情が分からない(大意)」と(多分真顔で)相談する萩尾望都、という構図がもう。
 今年上半期の(というか、多分今年の)読書では『日本の包茎』と『一度きりの~』との2冊が群を抜き。どちらも、マスコミの罪について考えさされれます。

 朝、自宅から徒歩10分程度の場所(バイパス沿い)にある「星乃珈琲店」に数度目の入店。このチェーンでは珈琲しか注文したことがなかったのですが、今日はモーニングのチーズトーストとデザートの苺ショートとを注文。どちらとも、メニューの写真より少々「可愛らしい」ものが出てきました。今日は夜が肉料理ガッツリ、なのでこれ以降は飲食をせずに学校で仕事を。

 5/03も「自粛御膳」をお休み、69回生Yくん(東大1年生)に請われて肉料理「I」にてサシ飲みを(Yくんは未成年なので烏龍茶)。ここで17時〜18時半、その後は近くの「M」でラーメン(など)を食べて解散。現在の東大の状況など聞けて楽しかったのですが、時節柄を考慮するとこれ(2時間強)が限界かなぁ(Yくんはまだ学生なので、お母様の許諾を得ました)。
 トマトキムチ・牛タン岩塩焼き・鶏タタキ・牛タンのワイン煮込み風グラタン・牛レアカツ。

 健康睡眠。
 あと(小声で)、『一度きりの~』の中で『残酷な神が支配する』についての言及・説明があったら嬉しかったなぁ……。