盛者必衰の理、お断り

 授業は1・2限で中3、3限終了後に帰りのSHRで、私はその後でトイレ掃除の監督がありました。午後からは中学入試の会場準備ですが、基本的には会場となる各教室(クラスルーム)は担任・副担任が担当することになっているので、担任団に所属していない教員(管理職、部長職、及び時間割)は殆ど仕事がなく。F中入試の国語は大問一が「200字作文」若しくは「聞き取りテスト」となっており(出題はどちらかがランダムで)、そのリスニングの試験放送が流される時だけ放送室待機の仕事がありました。因みに、作文と聞き取りとのどちらが出題されるのかは国語科の教員以外誰も(校長を含む管理職すら)知らない(当日の朝に明かされる)ので、何れが出題される場合であろうが前日の試験放送は必ず流されます。

 詳細は略、今夜も自炊。寝る前に、「ほぐした明太子2腹」「刻んだ野菜・漬物」をタッパーに準備。明日の夜はこれを使ったぶっかけ饂飩ときりざいとを食卓に並べます(どうか「明日の夜」が「明後日の深夜」になりませんように)。後は、作り置きの鰈煮付け・薩摩芋甘煮。
 657蔵目・岐阜「若葉」(純米 清酒)。

 青崎有吾『11文字の檻』読了、★★★★。『早朝始発の殺風景』(ドラマか映画かを念頭に書いてるな、と思ったらやっぱりな展開になりました)に続いて、2作目の青崎はハッチポッチな短編集です。非ミステリ・百合・二次創作、についてはピンとこなかったんですけれども(「恋澤姉妹」に全く乗れなかった私は、もしかしたら暫く読んでいない西尾維新にはもう帰れないのかも知れません)、「加速してゆく」「11文字の檻」という頭尾2作品にはのめり込めました。あと、「噤ヶ森の硝子屋敷」は面白かったけれども探偵に関する設定がどうも……と思った私は、もしかしたら暫く読んでいない清涼院流水にももう帰れないのかも知れません。