わたしは駆けだして あなたを探してる

 午前中は書斎で仕事と書き物と。上京中に購入した日本酒も届きました。
 お昼前の西鉄電車で天神、南天神を真っ直ぐ進んでキャナルシティへ(今日も、南天神のドーナツ屋に、2時間並んででも太りたい人たちが嘘みたいな行列を作ってました)。キャナルシティ劇場にて、最近話題の88歳ジャズシンガー、斎藤悌子さんのライブです。

 2024/4/7(日)。斎藤悌子 meets David Matthews『A Life With Jazz』@キャナルシティ劇場。
 ジャズに疎いもので、スタンダードばかりのセットリストでしたが完全には覚えきれませんでした。披露されたのは、「Summertime」「You'd Be So Nice To Come Home To」「Tennessee Waltz」「Que Será, Será」「I'm A Fool To Want You」「Sentimental Journey」「Danny Boy」「On The Sunny Side Of The Street」「Stardust」「Amazing Grace」。他にもあったかも知れません。
 アンコールまで含めてちょうど90分。バックミュージシャンだけのセッションもあったので、齋藤さんが舞台上にいらっしゃったのは実質60分強だったかと。トーク・歌が半々。88歳、椅子は用意せずずっと立ちっ放しで矍鑠、スタンダードな楽曲を人柄そのままの温かい歌声でたっぷりと。沖縄(米軍統治下)でのデビューから70年の来歴語りは日本の現代史(の一側面)ですね。
 完売の座席の殆どは人生の大ベテランの方々でしたが、今日ほどお洒落な(お召し物や小物、バッグ類が高そうな)客が多いライブは初体験かも。ジーンズにジャケット(下にはTシャツ1枚)の若造(いや、中年だという自覚はありますが、今日の会場では若造)の場違い感よ。

 速い時刻に終わったので、そのまま西鉄でK市に戻ったら、自宅に直行して入浴。17時には自宅の居間でかしゃぷしゅ~できました。
 1学期が始まる直前の土日に、2連続のライブで英気を養う。布施さんも斎藤さんも、舞台上から伝わってくる味わいとパワーとが物凄かったです。