だから毎日は概ね普通

 2連休。午前中はのんびりと職員室でデスクワーク。お昼過ぎに63回生我らがA組Iくんのお母様がご来校、Iくんも交えて30分ほどお話。これからの大学生活が楽しみですね。Iくんとは2日前に椎茸を食べたばかりでしたけれども。

 お土産にYシャツの生地と仕立て券とを頂いたので、これは直ぐに動こうと思い、電車で天神に出て大丸へ。大丸に入るのは初めてですし、オーダーメイドでYシャツを作るのも初めて。自分の首回りや腕・手首、その他様々な場所のサイズを測られ、例えば右手の長さと左手の長さが違うなど、我がことながら知らないことが多くあったので良い経験になりました。出来上がりまでは1ヶ月近くかかるそうです。販売員の方に「お客様の今お召しのシャツは……」と言われる度に、それが量販店で900円で買ったものだという事実を責められているようで萎縮。

 高速バスに乗って小倉へ。毎月10日に届く「野草酵素」と「野草茶」とが2ヶ月分溜まってしまったので、それを母君にお渡しするため。仕事帰り(仕事着に自転車)の母君ですので駅前でお会いしてブツをお渡しするだけで終わってしまいました。ステーションホテルの喫茶が開いていたらお茶でも、と思っていたのですが流石の連休で「満席」。
 新幹線でK市に戻った後は、「もりき」で鰤しゃぶ。日本酒は「鳳凰美田」「雅山流」。カウンターの反対側に坐ったオバサマ方お二人は久しぶりに一緒に飲む仲良しらしく。「今日はどうしてもあなたと飲みたくなったのよ。何というか……」「分かる、そういう日はある」というやりとり。

 で、K市の母・Hさんと途中で合流した後、盛り上がって「カラオケに行こう」というお話になりまして。文化街行きつけの小料理屋「S」の女将さんに電話を掛けたら、店休日だけど店近くに飲みに来ているから今から開ける、とのお言葉。こういうのにはどっぷり甘えることにして二人でタクシー。二人で飲みに飲んで歌いに歌う。何と言いましても連休ですから、明日は昼過ぎに卒業生二人が来る以外は職員室の用事はありませんから。

 村上“ポンタ”秀一『俺が叩いた。 ポンタ、70年代名盤を語る』読了、★★★★。固有名詞や音楽用語の殆どは理解できないけれども、その格好良さはひしひしと伝わってくる。創り手の熱意と矜恃とが活きていた時代を知っている人への憧れは尽きることがありません。
 吉田美奈子さんのライブは一度行っておいて良かった。今度の上京旅行では、56回生諸氏につき合ってもらって水森亜土のライブを観ます。観られなくなる前に味わっておくべきだ、という思いは様々なアーティストに対して最近頻りに。

 新久千映『タカコさん(1)』読了、★★★★。人よりちょっと耳が良いタカコさん、店員さんに声が届かないという特性(特技?)を持つ私にとってはもの凄く愛着の持てるキャラクターです。
 霜月かいり『すべてがFになる(2)』読了、★★★。