それはせんせい 声を限りに 叫んでも

 56回生警察庁Mくんからの「食べログ」依頼は旨い肉。条件は①渋谷エリア、②「三百屋」「いのうえ」「松木家」以外、③Mくん兄弟とサークルの先輩(35歳)2人で合計4人、③五月蠅過ぎない、④予算7000円、というもの。取りあえず「三百屋 お弐階」「ゆうじ」「永秀」の神泉3軒を軸に数軒を紹介したら「永秀」が琴線で予約もとれたそう。事後でこんなこと言うとアレですけど、多分予算超えるけど許してね。官僚だからいいよね。
 あと、「サークル」って例の政策立案団体ですよね。同じくメンバーだった56回生Kくんが「政治的意識の高いヤリサー」って喝破したあそこのことですよね。だったら、「永秀」は大学に近いしお洒落系だしとある理由(ググってね)で若者人気の高い芸能人のサインが幾つかあって話題のとっかかりがある店だし、メンバー間のデートスポットとしていいんではないでしょうか(って、流石にこの段落の内容は伝えてませんけど)。

 さて、朝のSHR定期テスト現代文の答案返却。授業は高1現代文でセンター演習として評論を1つ、でしたがこれ(宇波彰「『のようなもの』の世界」)は彼らには簡単すぎて授業時間が余った。
 昼過ぎまで仕事した後は市街に出てミスドで読書。夜の読書独酌は家から程近いお気に入り肉料理「I」にて。

 山本崇一朗からかい上手の高木さん(2)』読了、★★★。感想は1巻(2/22)に同じ。
 前屋毅『ブラック化する学校』読了、★★★。私は私立の中高一貫校の教員です。始業5時・終業18時を月~金、始業7時・終業13時を土・日で、週の学校滞在は80時間弱。他に持ち出しの仕事が週に10~20時間。その殆ど(実に6割以上)を授業準備・準備・採点という「教科教育の仕事」に使える(残り4割が担任・校務・会議他)という点において教員としては「限りなく恵まれた」待遇だと認識しています。残業代は勿論ゼロですが、国語関連の仕事をやってる間はストレスが溜まることはありません。これを病識の無い社畜ブラック患者だと思われるなら、本書に詳述されている公立校教員の「地獄」は想像の埓外ということになりましょうか。