木漏れ日 日傘を回しながら

 5時入りの職員室で特講の添削や担任業務や。朝のSHRの後、学年通信の折り込みの手伝いや家庭送付の資料の袋詰め等を行って、9時半から2時間の年休。タクシーでF校親玉大学病院を往復しました。母君の定期診察の介添え、結果は経過良好で抗癌剤治療の継続をしながら様子見ということ。本日は採血とCTとの検査で、次回は1ヶ月後です。
 学校に戻って4・5限が授業。高2現代文は加藤周一。本日から土曜の体育祭に向けた短縮授業日程が始まり、木曜までは5限後に放課です。生徒は放課後に委員会会議・活動を行うのですが、私は再び年休を取ってバスで西鉄に向かいました。

 明後日で母君は還暦。退職祝いを兼ねて何か贈り物を、と向かった先は岩田屋。和小物の店でパスケースを買うか、女性用の日傘を買うかを迷って後者を選択。パスケースは、現在のリハビリステーションの部屋の鍵がカードキー仕様だということで浮かんだものなのですが、よく考えたら長居して欲しい場所ではなかったのです。傘は藤色、包装紙だけ赤にしてもらいました。
 母君とは、近くちょっとした御馳走でも、という話も出て来ているのですが、何しろ少食偏食の方ですから一緒に食事をするのが大変で。先日昼食のうどん屋では、肉もやしうどんの「小」を半分強くらい食べることができた、というレベルです。何の「御馳走」を食べるんだという話でして。

 夜は「もりき」。18時過ぎに入ったのに全然開店準備が出来ていなかったのは、マスターの大学同期の方の訃報が突然飛び込んで来たため。マスターが中心になって通夜・葬儀の連絡を仲間間で回しているらしく、スマホが鳴り止みません。マスターの同期ということは62歳ということになるのかな。
 今日の健診結果(良好)を受けて、母君は「還暦を迎えられるのねぇ」と感慨のご様子でした。が、息子はもう少し貪欲に考えているのです。