シュトルム ウント ドラング 謝らないわ ハハハ

 そう言えば書いてなかったんですが、先週64回生Yくんと野菜料理「B」にて晩ご飯。熊本大学からK市自宅に帰省中のYくんから、大学のこと、家族のこと、将来のこと、を色々伺いまして、その帰り道。一番街アーケードを並んで歩いておりましたら、スーツ姿の集団の中から年若いイケメンが走ってきてご挨拶、これが58回生Mくんで今は銀行マンで職場の先輩方との二次会に移動中とのこと。私に話しかけて「済みません」、隣のYくんにはお邪魔して「済みません」、確かにひげ面戦場カメラマン風味のYくんが年齢不詳に見えても5歳下に敬語てF高の後輩やでと教えたら年増に見てしまい「済みません」。
 Y「この先輩はどうしてこんなに謝るんですか?(小声)」
 私「さぁ、本人に聞いてみたら?」
 Y「どうしてそんなに『済みません』と言うんですか?」
 ど直球に聞くYくんも凄いけど、期待通りに謝ってばかりで「済みません」と答えたMくんも外しません。若手サラリーマンが先輩と飲んでトークするテンション引き摺ってる時なんて、そんなもんなのかな。

 さて、体育祭のクラスTシャツが届きました。B組だから「Bee」ということで、蜂。蜂の胴体に担任の顔が乗っかってて最早「担任フリ素」説。私が8月8日生まれだからなのかそれとも働いて死ねという意味なのか、添えられた「ぶんぶんぶん」の文字は蜂であると同時に私が「文3」出身だということもかけられているのでしょうか(←絶対違う)。
 まぁ、去年の高1A、黒生地の胸の部分に白いキャンパスを作り私の顔(胸部より上)を描いた「ぼく、劣リーマン。」Tシャツ、私が来たら自分で自分の遺影を持っているようにしか見えないあれに比べたらどんなデザインでもまだ優しい方ですが。

 その体育祭の練習、高1・2年が空前の真面目状態だというのにやや違和感の教員はやはり私以外にもおりまして。体育「そういえば、毎年体育祭が終わるたびに『練習の時はどうなることかと思ったけど』って言ってたね」 数学「そうそう、『本番になったら出来るねぇ』って」
 本日は大雨雷の荒天(昼過ぎから晴れましたが、グラウンドが使えない状態)、明日明後日は晴れるので心配はないのですが、今日の練習は体育館で行われました。グラウンドと異なり放送設備の関係で運営による放送が聞こえにくいため、生徒は昨日よりやや集中力を欠いて(ざわついて)いましたが、これでもまだ大人しく真面目な方だと思います。

 夜は、58回生Eさん&Fくん、同窓数学、事務嬢さん、私、というメンツで焼き鳥「Y」にてコース料理。Eさん以外の3人とは週一レベルで飲んでる仲(同窓数学は奥様が出産間近で最近はご無沙汰気味)で、今回のトークは学会で大阪から福岡に来た大学院生Eさん(実質的な本日のゲスト)の、研究や私生活(割と波乱万丈)やの話で盛り上がり。「Y」の飲み放題は銘柄物も含めてメニューにある(ボトルワイン以外の)飲み物が全て3時間頼み放題という店の柱と客の肝臓とが刺し違えるようなシステムだと個人的には思うのですが、でもそれでやっていけるということは今日日の人々が余程お酒を飲まないのだろうなぁ、とこっちは勝手に瓶ビールを1本、2本、その2本目からは「一番搾り」を切らしてしまってメニューに載っていない「秋味」しかなくなりました申し訳ありません、と店員さんは頭を下げるけれども私は日本で一番好きな銘柄が飲み放題というのに笑いが止まらない。これはどうやら本気で店の柱と私の肝臓が差し違えそう……
 (3時間経過)……いや、ホンマに潰れるわ。明日の1限がヤバいわ。これは2軒目をお断りするのが勤め人の務めだわ、と学生2人を事務嬢さんにお預けして、こちらは端から1軒で帰るつもりだった同窓数学とタクシーに分乗する。