メメント モリ

 休み時間の教室によく居ます(監視じゃなくて次の授業の板書の為です)。休み時間ですから生徒の行動には不干渉ですが、誰かが誰かに「死ね」と言った場合だけは必ず「死んだらアカン!」と突っ込みを入れます。言った方も言われた方も周りも笑います。悲しいですが、度々のことです。
 一度だけ、言われた方が笑わなかったことがあります。

 野村周平押尾学みたいになってくれないかなぁ、と期待を込めつつ、大学1年生に送る「べからず集」を再掲します。個人的には、⑤⑥⑧は「絶対」です。
 ①太るな
 ②喫煙するな
 ③大学休むな
 ④留年するな
 ⑤身体に傷を入れるな
 ⑥友人から借金するな
 ⑦「合格体験記」で盛るな
 ⑧東京五輪のボランティアをするな

 63回生Tくんが、帰国子女で日本語が怪しい生徒の個人指導で「舞姫」を扱うことになったので資料が欲しい、と。67回生の高2の授業で使ったやつを(クラスの生徒に借りて)印刷して送付しました。頑張ってねぇ。

 本日、②校内模試初日。私は国語の監督をしましたが、厳しかったですね。私は出題をしていないのですが、事前の問題検討会で問題を見た印象では古文は難、評論はやや難、漢文は例年並み、小説は易、という評価で全体が「例年並み」だったのです。で、単問ごとの評価は間違ってなかったと思うのですが、問題量(記述量)が多すぎました。間に合わなかった生徒が続出。細かいことは省きますが、これは出題側のミスですね。要反省で、第3回の作成の教訓にしましょう。
 途中で自宅往復をして母君に昼食は出しましたが、仕事の都合で14時からの絵画教室への送り出しは出来ず、独りで出かけてもらいました。夕方16時に帰宅、入浴後に夕食を出して、母君のお休みになった後で今日はちょっと遠出。二日市「月空」で読書独酌。

 中田考『みんなちがって、みんなダメ』読了、★★★。知識人のラディカルな現代批判はインパクト大、ですがやっぱり語りの冗長はあって(精米歩合80%とか?)これは書き言葉ではないなぁ、という印象が強く。まぁ、要は「人間は犬に食われるほど自由だ」ってことです。