チョイト 終わらないで もっとまだまだ

 池辺葵『プリンセス・メゾン(4)』読了、★★★★★。関西数学先生もお気に入り。私はこの作品の開始と自分のマンション購入時期とが重なっていたこともあって正に「自分のこと」として読みまして。そうでなくても傑作だと思いますが。

 5時に目が覚めて、布団の中でだらだらと「DQ11」。リビング・トイレ・風呂の掃除をした後で入浴、私服に着替えて西鉄K駅まで出て書店チェック、ネカフェで書き物を1時間ほど。この時点で14時少し前だったので、バスで移動して学校入り。本日は60回生のSさん(九医首席合格の才女)がお見えになると聞いていたのでお目にかかってご挨拶(軽くお話)。Sさんからは「スムージーに入れて下さい」とお土産のチアシードを頂戴して(我ながらファビュラスが窮まってますね)、私からは上田三四二『無為について』をお送りしました。

 15時に事務嬢さんからメールで「旦那とベランダで焼肉始めました! カモン!」という指示。学校を出て、通り道の酒屋で「獺祭スパークリング三割九分」を購入してから事務嬢さん宅へ。
 焼肉の他、デキ女手ずからの(どれも絶品の)肴を賞味しつつ、ビールに日本酒にハイボールに。開始3時間で旦那様が潰れて(「獺祭」が原因かしら)、その後3時間は嬢とさし飲みという不貞行為!

 6時間飲んだら、そら帰宅即失神ですわ。あぁ、夏休み。

White page 白い日記を

 6時起床、7時半学校入り。午前中11時までデスクワークの後、タクシーで母君のリハビリステーションへ。今日は、お昼ご飯をご一緒の後、お部屋でタブレット譲渡の(使い方もお教えする)お約束です。
 昼食はリハビリステーションに程近いラーメン屋「H」で。K市を代表すると言って過言ではない人気店ですが私は来店2度目(勿論母君は初めてです)。チャンポンのように野菜が沢山取れるお料理がお好きな母君に合わせて、ラーメンだけでなくチャンポンも人気の店を選んだのですが、どうも豚骨がキツすぎて母君のお口には合わなかった様子。残念。
 母君のお部屋に戻ってタブレットをお渡し。最初なので、母君が是非にと希望なさった①Google検索、②YouTube、③Hulu、④日記アプリ、の4つだけをご紹介。いずれ、また別の機能をお望みになるかも知れませんが、先ずはこの4つを使いながら扱いを覚えていきましょう、という話。充電用のプラグも1つ差し上げたので、自分用を買わなくてはなりません。
 そう言えば、昨日クラスの生徒から頂戴した誕プレ(寄せ書き手帳)をご覧に入れたら、「有難いことねぇ」とエラく感動してお出ででした。う~ん、こういうリアクションを生徒の前でするのは……ちょっと恥ずかしいな。

 ステーションから自宅まで徒歩で帰宅したら20分ちょっと(汗だく)。入浴後は3時間ほど「DQ11」をやって(2日で10時間、大学生時代なら1日で16時間とかやってたなぁ)、「もりき」で独酌、就寝。

過ぎ去りし時を求めて

 という訳で、昨日は63回生Iくんと2軒回っただけで身体中がヘロヘロになって順調におっさん、なのに3時半までには目が覚めちゃってこれは最早お爺ちゃん、が5時に学校入りしなかったのは7時特別開店のTSUTAYAでいち早く「ドラゴンクエスト11」をゲットするためで心だけクソガキ。

 という訳で(2回目)、課外最終日の池ノ都先生はタクシーでTSUTAYAを経由して学校入りするというエレガンティーな出勤。本日は夏休み前期課外の最終日で、半ドン生徒は13時の(真の)夏休み入りを前に心ここに在らず。でもって実は池ノ都先生の方こそが心ここに在らず、既に東京非日常、そしてドラクエ非日常に飛んで行って……

 と思ったら、急に現実に引き戻される最終SHR。「さぁ、帰りましょう!」と言おうとしたら、生徒某さんが手を挙げて「少し早いですが今日しかチャンスが無いので」と、私に白い表紙の手帳を差し出して来られ。本当に早かった(後2週間ある)ので、一瞬これが自分への誕生日プレゼントだと気づきませんでした。拍手されて初めて「あ、そっか」と。私もうすぐ37歳でF校教員で41人の生徒が在籍している高2B組の担任だったんでした。
 1学期最後の掃除の後、先に代表でプレゼントを手渡して下さった某さんと(事前に約束の)面談を30分。帰ったら速攻「DQ11」だと思ってたんですけれども、その面談の部屋で1時間くらい手帳を眺めておりました。

 手帳。
 学級文庫の中に、天久聖一編『挫折を経て、猫は丸くなった。』という「書き出し小説」(架空の小説の書き出し1文だけを示す)コンテストの本を入れたんですが、瞬読可能で洒落がきいてる本ということで人気だった様子。プレゼント手帳の中には、クラスの生徒を中心に、御目出度うコメントか、若しくは私を主人公にした「書き出し小説」かが書かれていました。某さん執筆の「まえがき」に曰く、池ノ都は普通のプレゼントを貰っても喜ばないだろうからこういう形式にした、と。どういう形式でも喜ぶんですよ(リアクションに出さないだけで)。
 でもって、私を主人公にした小説ってこたぁ、まぁ「父も無し妻無し子無し特技無し金も無ければ死にたくも無し」を弄った要は悪口になるわけで、自分自身に悪口を言うのが何より好きだという担任の嗜好を知るお生徒さんたちが、池ノ都より巧いこと池ノ都の悪口を言うというコンテストに創意工夫を凝らした跡(痕?)を微笑ましく見守る、というか一つ一つにツッコんで居る内にあっという間に1時間。

 ドラクエ
 学校を出た後は、自宅徒歩3分の総菜屋とコンビニを巡って大量の総菜とビールとを買い込む。先ずはお風呂で身を清めて16時。そこからは取りあえず23時までノンストップでゲームです。買ってきた総菜をつまみに、卒業生の親御さんから頂いたビールグラス(冷蔵庫で冷やしてました)でビールを飲みながら、嗚呼、やってるこた大学生時代と一緒。

猫なんかよんでもこない。

 餃子屋で風間俊介
 私「格好良かったですか?」
 嬢「本当に感じが良かったです! 最初旦那と2人で、あそこにいる人風間俊介にそっくりだねって。そしたら、もれ聞こえてくる話でどうも本人っぽいぞ、と」
 現在、K市では確かに風間俊介出演の舞台が。もれ聞こえてくる話……競演の片桐仁松井玲奈の名前も出しながら割と賑やかだったそうで。
 嬢「風間さんの横にいたのは……最初旦那が『女装子さんが居る』って」
 私「それは中村中お姉さまで、『女装子』じゃなくて『女性』ですね」
 嬢「そう、確か競演してるんですよね。帰りがけに二人とも握手してくれました!」
 私「へぇ! そういうのOKなんだ」
 嬢「写真はって聞いたら、流石に『事務所が事務所なんで……』って」
 私「物怖じしなさ過ぎですね」
 その後二人で、You Tube中村中の動画(「愚痴」)を鑑賞。

 本日は授業1コマ、生徒半ドンの放課後に2時間超の重量級会議。
 夜は、63回生理系Iくんと飲み。昨日急に63回生主任化学先生から「明日Iと飲むけど、来ん?」と誘われたのです。店は、化学先生のご希望でF校から徒歩10分強(我が家からも徒歩5分強)の肉料理「I」に決まり常連の私が予約。これはあれだな、化学め、店の予約だけじゃなくて、もし2次会の流れになったら自分は帰って私に押し付けようっていう算段だな。

 私「……って算段だったわけよ。ね、化学、逃げたでしょ?」
 I「そうですね。来ればよかったのに」
 私「何だかんだでもうオッサンだからねぇ」
 と、二次会のカラオケバーにて。私だってオッサンだから、そうは身体が強くないんだけんどねぇ。

勝ち組幸せ 負け組不幸

 シタラマサコ『おそ松さん(4)』読了、★★。

 本日の私は授業なし。
 5時入りの職員室で通知表担任所見を書き始めたら、型通りの縛りに苦しみながらも予想よりは捗って10時過ぎには全てが終了。昨日書いた分と合わせたらかかった時間は6.5時間。生徒一人につき7~8分かけて書いた計算ですね。我流の文体で一気に書いたら、これが5~6分で行けたんじゃないかな。

 ちょっとした空き時間で4月以降の東大新聞をチェック。したら、高山博教授や時計細胞の上田泰己先輩、等々F校出身者の文章や話題や。で、その中に、56回生Aくんが「省庁キャリアの先輩に聞く」的な話題で登場していました。Aくんは外進組(高校入学)から体育祭応援団長、東大(文一法学部)ではミスター東大で準グランプリに選ばれたり。それが厚労省のキャリアだっつーんだからねぇ。顔写真入りの記事を「おぅおぅ、変わらずどハンサムじゃのぅ」とコピーして何人かの高2に見せたら「天が二物を三物を!」と我が身を嘆いておりました。

 本日は「梅の花」で読書独酌、久しぶりに市内を1時間ちょっとウォーキングしたり。で、早い時刻に寝ようと思っていたら、事務嬢さんから「今から夫婦で寿司『S』に入ります、先生も来ます~?」とのメール。迷ったのですが「水入らずでどうぞ」と遠慮しました。もし断らずに合流していたら、二次会の餃子屋「M」で風間俊介に会えたそうです。

ありきたりな言葉ですが

 成田康子『高校図書館デイズ 生徒と司書の本をめぐる語らい』読了、★★★。等身大の高校生(とは言っても、読書量の多さと表現欲求とがかなり高い部類の生徒ばかりですが)の文章をパッケージングで、まさに高校生のための本。現在の高2は、読書の習慣が身についた生徒が(文理関係なく)多いような気がしています。

 通知表担任所見に異変、文体の真面目化が止まらず。昨年度、外進高1Aの生徒の場合は、私がどんなことを書こうが「この学校ってこういうもんなんだ」と思ってもらえただろうから気にせず自分の文体を貫けたんですが、今年度そこへ合流した内進(F中出身)生については初めてだからこんなもんと思ってね作戦が使えず、必然的に「型」通りの文章に近づくんですね。で、私の場合、思ったまますらすらと書くほうが速度にして2倍は早い。いや~、今回は大変かも、と思いつつとりあえず10人ほど書いてみました。
 だって、「個性的切り口のコメントでクラス内を活性化させます」という型通りだと24文字ですけど、これを我流で「高田純次的適当発言絶好調」と書いたら半分の12文字で済む。型通りって、字数ばっかり食って情報量を減らすんですよねぇ。

 本日は高2現代文の授業が一つ。後は、会議・担任業務(通知表コメントその他)・授業準備。

 夜は「もりき」で。最近は素麺ばっかり注文してます。冷やしはやった、にゅうめんもやった、ぶっかけもやった、サラダ仕立てにもした、鍋焼きもやった……「で、新しいやり方出来ます?」と聞いたら、今夜はチャンプルーが出てきました。いよいよ打ち止めかな。

女はチョイトだめなんて言わねえさ

 今夜、国語科の夏季慰労会が開催されます。で、国語科の人間の内訳を見ると「常勤9(内女性3)・非常勤3(内女性3)・旧非常勤1(内女性1)」で、昨年度を以て結婚退職なさった旧非常勤先生を合わせた13人の内女性が7人と既に半数を超えておりまして、これだけでも私が就職した14年前から考えたらまさかそんなことがF校で起こるなんてという事態。
 さて、今夜の参加者は「常勤7(内女性2)、非常勤3(内女性3)、旧非常勤1(内女性1)」ということになっていたのですが、当日になって常勤の先生お二人(男性)が体調不良でドタキャンなさることになり。結果、参加者は「常勤5(内女性2)、非常勤3(内女性3)、旧非常勤1(内女性1)」の9人で男女で分けたら男性3名、女性6名で。
 私「これ、最早女会の様相じゃねーか!」
 先輩「どうしよ、俺らとって食われるんやなかろうか」
 後輩「緊張しますね……」
 と、男3人寄よればいじらしい。

 5時入りの職員室で高3添削・授業準備・担任業務。学級日誌の日直感想に某くんが「②定期が数学がとてもよかったので、調子を崩さないよう尚一層気を引き締めて、夏休みはスプラトゥーン2を頑張ります!」と書いてきたので「ドラクエ11をやれやクソたわけっ!」と叱りつけておきました。勿論、お先生は自宅最寄(っつっても徒歩20分)のTSUTAYAで購入予約です。課外最終日(29日)に発売なんて出来過ぎた話です。
 授業は高3のみでのんびりした一日。午後は授業準備その他の仕事を色々。

 神田桂一・菊地良『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』読了、★★★。あとがきの『文体練習』は僭称。この本も『文体練習』も学級文庫の中ですが、比べて読めば差は瞭然です。
 小林カツ代小林カツ代の日常茶飯 食の思想』読了、★★★。評伝が面白かったので購入。散逸諸短文の寄せ集めですが、その分休み休み気楽に読めたのが良かった。先日読んだ評伝でも再三書かれていましたが、かなり感情の起伏が激しい(熱い)人だというのは、こういう余所行きの文章(講演書き起こし含む)からでも伝わってきますね。

 夜の飲み会は、男子3人で個室の端っこの方に固まってました。私、飲みながら多分ぶるぶると震えていたんじゃないかと思います。飲みながら震えていたのは、アル中ではないという証拠なのではないでしょうか。

ニッポンの男達よ Are you happy?

 スージー鈴木『サザンオールスターズ1978-1985』読了、★★★。筆者自身が認める主観押し出し感にやや気圧される箇所は散見ですが、そこまで熱狂的なファンでもない(1980年生まれで90年代以降のサザンしか知らない)ながら「国民の義務」として全作を聴いている、程度のぬるいスタンスの私でも十分面白かったです。ただ、還暦超の桑田さんはもう枯れていい(下ネタ系の歌は作らないでいい)というのは見解の相違で私はどんどん作ってほしい派です(「ヨシ子さん」がつまんないという点では筆者に同調)。

 8月上京、5日(土)のオツカル様とのデートは本厚木まで出て「鮎まつり」という地元イベントのステージで絵恋ちゃんを観るそうです。いよいよ水域に入ってきたな、という感じ。ってことは、新宿でランチからカラオケ、本厚木まで往復して(絵恋ちゃんのライブは16時半~17時)、新宿に戻ってがっ様と3人で飲み会……あぁ、久しぶりにパティシエ・ザ・パイナップルこと北白川くんも誘ってみるか。

 非日常の予定を立てながら「日常性の維持」。
 始業前の担任業務……例えば、学級通信コメント。生徒会長副会長にして応援団長の某くん、席替え最前列になった日の日直感想「背中を見られるのがイヤなので早く席替えしたい」に担任返して曰く「馬鹿なこと言うんじゃない。生徒会・応援団と背中で魅せる人間でしょうが」 これは池ノ都先生のちょっとした本気コメントで、立場・責任への意識には常に気を張らないとね、と。周りからそれだけ信任されてるんですから。
 1限は高3文系Ⅱコースの漢文。今日から、高3文系漢文の授業はⅠコース(東大受験)、Ⅱコース(東大「以外」受験)に別れ、2つのコースでは全く別の教材を扱います。具体的に言えば、Ⅰコースでは東大の過去問だけ、Ⅱコースでは毎回同じテーマの漢文・近代文語文という2種類の問題を準備して生徒は好きな方を(自分の受験大学に合った方……例えば一橋大学なら漢文ではなく近代文語文を)解くという形式です。東大受験者だけ贔屓をするのかと詰問されたら、まぁ面倒くさいから「はい」と答えてもいいんですけど、この分類をすると人数が毎年ほぼ半々に別れるというのと、何より東大の問題が(解答欄が)他大学に比べて変わっているという理由の方が大きいんですね。言ってしまえば、Ⅱコースが「通常」で、Ⅰコースが「異常」。
 授業のない2限は、本日4限の学年集会で話す内容(定期考査の「教務部より」講評)を学年通信用の文章として打ち出す作業。
 3限は高2現代文授業(高野公彦)。
 4限は学年集会。進路指導部長からの話、私(教務)からの定期考査講評、英語パイセン(進路)からの「進学ガイド」説明……の、パイセン解説が怖い怖い。今年卒業した65回生の高2の定期成績と大学入試の合否の相関を説明するんですけれども、要は高2の定期の成績で出口の合否はほぼ見えているという現実があるんですね(例外はありますし、そもそも志望大学が人によって違うという細かい条件はあるにせよ、ざっくりと見ればそりゃそうなります)。で、パイセン、「定期テストの平均で80点を取りなさい。それ以下は論外、怠慢。嫌なら今の自分の成績に近い先輩たちを見なさい。不合格ばっかりでしょう? それがあなたの未来です」
 帰りのSHRにて、私、「『それがあなたの未来』って、もう少し感動的に歌われる歌詞じゃなかったかね? あんな邪悪なKiroro聴いたことあります?」

 夜、自宅徒歩2分の居酒屋「S」に、約10数年ぶりの訪問。名古屋の手羽先屋がなぜかK市に2店舗の支店を出してるうちの1店。嘗ては常連だったんですけれども、51回生Oくんが教育実習に来たときの飲み会で盛大にぶっつぶれて以降足が遠のいてました。今夜、雪解け。
 今後はたまに使ってもいいかなぁ、という感想。美味しかったし安かったし。でも、10年前にぶっ潰れたきっかけになったメニュー「ロシアンルーレットたこ焼き」がまだあったのはネックだなぁ。私、飲み会で不機嫌になった(結果限度を超えて飲んで倒れた)のは就職以来あれ1回だけ。激辛ルーレットかなんか知らんけど、食べ物で遊ぶのも30代40代のいい大人がイッキ強制するみたいに辛い(っつか不味い)もんこっちに強要して来るのも駄目、あの日の卒業生・教員は仲良しながら醜悪だったな、と。ってまぁ、今なら「あぁ、この流れは機嫌を悪くしそう」と思ったらその場で帰ります(帰れる程度の歳になりました)けどね。 

Go! Go! 家電男子

 超拍子抜けしたのですが、母君は必ずしもiPadを自分で購入することに拘っておいでなのではなく、Androidタブレットで構わないそうで、そうと聞くまで存在さえ忘れていた私のタブレットを差し上げれば良いということで決着。何度断っても食い下がるショップの店員氏に根負けして持たされたまま放置していたあれがまさかこんな形でお役に立つとは。

 というわけで、午前中は学校で仕事(学級通信作成・学級文庫整理・高3特講準備)。その後母君と2人でリハビリステーション近くのauショップで手続き。午後いっぱいを空けていたのですが用件はほぼ瞬殺に近い片付き方をしたので、母君とお別れの後は自分用の買い物をすることに決め、血痰ネーミングショッピングモール「You Meタウン」でジーンズを2本購入しました。ここ5年で体型が若干変わってしまい、愛用品の腰回りが余るようになって来たのですね。愛用し続けるために太るのと新しいのを買うのとを天秤にかけて後者を選択したら、店員さんに「お客様の体型ならSサイズがぴったりですね」と言われてしまいました。183cmでSサイズて。腰回りはぴったりなのですが、長さが少し足りないように思えます(買いましたけど)。4年前に、一番のお気に入りを63回生Eくんに送ったのですが、あれは結果的に正しい選択だったみたいですね。

 松居大悟氏の話題は時々職員室でも出るのですが、一部界隈では氏より人気の谷口崇氏(←歌手ではなくて、アニメ作家の方です)の名前は全く聞かず。お二人はF高時代は漫才コンビを組まれていたそう(F高「ウケメン」のみならず「M-1」まで!)。これって、後輩にとっては目茶目茶凄い伝説なんじゃないかと思うんですが……(お二人の在学期間は、私が卒業してから教員として戻って来るまでの空白期間と重なっており、私は全く存じ上げないのです)。

世界のみなさんいよいよ出ました お待たせ 一発ガツンとやったるぜ~!

 昨日は1学期の始業式だったのですが、今日からは夏休みの課外授業、要するに生徒の生活は7月いっぱいは変わらないわけでして(但し正規の授業は4限までで、5・6限は参加者限定の補習・特講が行われます)。
 私も「日常性の維持」で5時半学校入り、授業準備・担任業務。1~3限が授業(高2現代文)でした。午後にちょっとした会議と面談とが入ってしまったので、母君のiPad関係のお約束は今日午後の予定を明日午後に回していただきました。

 寮生の親御さんが「週末に帰宅した息子が全然勉強しなくて!」と愚痴を溢されるたびに、微苦笑で「それは困りましたね」と返す36歳の私なんですが、その私の中で「そんなん当たり前じゃ~!」と17歳の私が言います。今はスマホがあれば寮生でもテレビが観られるでしょうし、そもそもテレビから離れてゲームに熱中なのかも知れませんが、我々の時代は家族に頼んで録画してもらった番組を週末に消化する、土曜の夜のテレビ番組に釘づけになる、という形でした。
 何の話かというと、16年ぶりに復活した『LOVE LOVE 愛してる』の話。「篠原ともえのプリプリプリティ」(vs菅田将暉)が素晴らしかった!